□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年6月17日第404-2号 ■ ============================================================== 根本的に間違っている日本のイラク情勢報道(追加) ============================================================== 私は、毎日配信する事を自らに課して、自分自身にムチ打ってきたが、入院以来、書けなくなり場合に備えて、前日の夜に予約配信してきた。 だから、どうしても間延びするのだが、この配信はリアルタイムで追加配信している。 相変わらず、イラク情勢をめぐる各紙の報道は、社説まで的外れの事を書いてるが、一つだけポイントをついている記事を見つけたので、紹介したい。 それは、きょう17日の東京新聞のQ&Aだ。 すなわち、今度の過激派組織は、もともとイラク戦争のはじまった2003年ごろにイラクで出来たとされるところだ。 文字通り米国のイラク攻撃がもたらしたものだ。 そして米国の出方について、東京新聞は次のように書いてる。 「・・・米国は陸上戦力を送らず、空爆などで対応する可能性が高い。政府軍の助けにはなっても、決定打とはならないだろう。米国がマリキ氏に国内をまとめるよう求めているのは、軍事介入によって米国自身が中東のスンニ派を敵に回す事態を避けたいからだ・・・」 マリキにイラク国内がまとめられるはずがない。 だからこんな事態になったのだ。 それでも、マリキに国内をまとめよと頼むしかない米国の無力さを、見事にいい当てている。 そしてスンニ派とは、米国の敵である「テロ」のことだ。 米国は、これ以上「テロ」と戦いたくない、ということだ。 しかし、空爆すれば、「テロ」はさらに広がる。 空爆しなければマリキは倒れる。 米国は、進退窮まったということである。 米国は、イラク攻撃の失敗を認め、「テロ」との戦いにつて、根本的に考えを改めるほかはないということである。 はたして外務省は、いまのイラク情勢を、どのような思いで見ているのだろうか。 何も考えずに、ボケーっとしているのだろう(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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