□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年6月5日第385-2号 ■ ============================================================== 石川一洋NHK解説委員が喝破した日本企業の主体性のなさ ============================================================== 6月4日未明のNHKの時論・公論で石川一洋解説委員(元モスクワ支局長)が、これからの日ロ関係はどうなるか、いつものように秀逸で客観的な解説を行っていた。 そのほとんどが事実関係の正確な確認であり、それらを述べたあとで、プーチンのロシアに厳しい欧米と、今でもプーチンの秋の訪日に未練を見せる安倍首相のジレンマを明らかにし、どうするつもりか、と、今後の日本の最大の外交方針を問うた。 私が注目したのは、その後の指摘だ。 ロシアとの民間企業同士の話し合いの場出席していた石川氏は、米国政府がロシアへの経済制裁を打ち出しているにもかかわらず、ロシアとの経済関係(ビジネス)は重要だと公言して、米政府の方針に反してロシア企業との経済関係は重視していく米国民間企業。 その一方で、日本企業はと言えば、日本政府は米国と違って、経済制裁までは行っていないにもかかわらず、ロシア企業と取引をあえて行おうとする民間企業は一社もない、と嘆く。 日本は政府も民間企業も、もっと自主的、主体的にならなければいけない、とその10分足らずの解説を締め括った。 見事だ。 しかし、ここからが私の真骨頂である。 それでは石川氏に問う。 あなたの自主判断では、プーチンのロシアと米国企業のように日本の企業もビジネスを進めろというのか。 人権、平和を踏みにじるプーチンのロシアとは、たとえ経済的利益が欲しくても、行わない。 こう言える民間企業こそ、一社でも現れる事を期待するのだ。 人権、平和に目をつむって金儲けに走った企業ばかりを見てきた私には、それこそが自主、自立である。 それほど平和を訴えることは厳しく、覚悟のいることなのだ。 人から孤立する、真の自主、自立心がなければできないことである。 しかし、それだけの価値がある尊いことである。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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