□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年6月2日第382-3号 ■ ============================================================== TPP密約は見事に米国にちゃぶ台返しされた ============================================================== ここまで見事に予想が当たるとはさすがに私も思わなかった。 4月末のオバマ訪日で、実質合意だか密約だか知らないが、米国に譲歩して終わり、安心したはずの豚肉、牛肉関税引き下げに、なんと米国業界が、日本の譲歩が足らないからTPPから日本を外せとオバマに言い出した。 こんなことは前から分かっていたから驚かない。 そして一括貿易交渉を議会からもらえなかったオバマ政権が、最後は議会の要求に従わなければならないことも分かっていた。 だから大江交渉官がフロマン代表に呼びつけられて相談を持ちかけられたのは仕方がなかった。 ここまではすでに報道ずみだ。 しかし、ここまでちゃぶ台返しされてかえってくるとは思わなかった。 各紙はこれでTPP交渉の7月末妥結はなくなったと書いている。 そんな生易しいものではない。 大江交渉官は、テレビの前で「絶望的になる瞬間もあった」と漏らした(6月1日朝日)。 これこそが私が外務省で30年前に見てきた日米貿易摩擦のおける米国の理不尽さに対する外務省幹部らの例外なき、なげきだった。 こんな米国とやっていられるか、と。 いまや外務官僚は、それさえも言えず、絶望をペラペラしゃべって恥じない。 日本は無条件に米国のいいなりになる国になって来ている。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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