□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年6月1日第381-4号 ■ ============================================================== 誰も指摘しない石原慎太郎の大矛盾 ============================================================== 維新を分党した際の石原慎太郎の記者会見を私は注目して聞いたが、あそこまで率直に分党を決意した背景を語った事は驚きだった。 彼の政治イデオロギーはとても容認できるものではないが、むしろわかりやすくていい。 矛盾したことばかり平気で繰り返す、覚悟のない安倍首相よりもはるかに潔い。 攻撃的なことばかりしゃべり、支離滅裂で、もはや政治家として終わっているのにまだ人気気取りの橋下大阪市長の厚顔ぶりより、よほどましだ。 ところが、これまでのところ、未だ誰も指摘しないが、石原氏は、自らの最も重要とする根本的政策において決定的矛盾を満天にさらした。 対米自立のために自主憲法をつくる、と分党の目的を述べた。 いいだろう。 対米自立は望むところだ。 しかし、その後で、彼は何と言ったか。 彼は、集団的自衛権行使の容認は重要だと言った。 これほどの対米従属はない。 米国の戦争に従属させられて日本の血を流す。 それが集団的自衛権行使容認の定義だからだ。 こんな大矛盾を右翼の石原が平気で記者会見で公言し、どのメディアも、誰も、それを指摘しない。 だから国民は気付かない。 日本という国の政治的貧困が、ここに見事に露呈されたと言うことである。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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