□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年6月1日第381-3号 ■ ============================================================== 東京新聞はリベラルの雄か? ============================================================== 原発は差し止め出来ても、米軍機は止められなかった。 これは、この国の裁判所が、少なくとも地裁は、安倍政権の間違った政策を止められることが出来ても、米軍に関しては始めから何もできない事を認めたようなものだ。 そんなバカなことを、まるで諦めたように、政治がそれを許し、国民が怒らない。 そう思っていたら、5月31日の東京新聞「こちら特報部」に、あの「絶望の裁判所」(講談社現代新書)を書いた元裁判官の瀬木比呂志氏が、単純かつ明快に差し止めできると断言した。 「両国政府は、一方の要請があれば、取り決めを再検討し、(米軍)施設の返還・・・合意ができる」との規定が日米地位協定にある。 「(基地)返還を求めることまで可能なのだから、飛行中止の申し入れをできないはずがない。法律に書かれていないことが問題なら、法律を作るのが国の役目だ」 見事な回答ではないか。 政府にその気があれば、司法の判断を待つまでもなく、出来るということだ。 今となっては唯一のリベラル、反権力紙となった東京新聞らしい記事だ。 敬愛する瀬木氏のインタビュー記事を載せた東京新聞を評価する。 しかし、それだけに満足していては、東京新聞は瀬木氏に申し訳ないと思わなければいけない。 ここまで瀬木氏の勇気ある発言を掲載しながら、それをいたずらに消費するだけで、それを政治に反映させようとしない東京新聞は無責任だ。 東京新聞はいつもこうだ。 東京新聞もまた、識者の意見を並べて満足している、手のいい、リベラル商業紙ではないのか。 私はかねてからそう思って読んできた。 いつも東京新聞には何かが欠けている。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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