□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年6月1日第381号 ■ ============================================================== よど号事件を不問にする安倍政権の背信 ============================================================== 拉致再調査に関する日朝合意の突然の発表からおびただしい報道が流され、そして今でも流され続けているが、そこには決して触れられないものがある。 いや、触れられても、意図的に軽くスルーされる。 それが、あのよど号ハイジャック事件の犯人引き渡しだ。 なぜ日本政府が長年に渡り指名手配し、しかも真犯人が北朝鮮にかくまわれていることが白日の下にさらされているというのに、今度の日朝協議で安倍首相は引き渡しを要求しなかったのか。 しかも、ハイジャック犯は拉致に関わっていたことは明白なのに。 ここに今度の日朝協議のいかさまぶりと安倍政権の背信を右翼は見抜かなければウソだ。 今回の再調査合意を巡る報道の中で、よど号犯を正面から取り上げた、評価できる番組がただ一つあった。 それは、5月30日夕5時過ぎから放映がされたエブリイ(読売系)というニュース番組だ。 そこには、北朝鮮に厚遇されてかくまわれている指名手配の日本人数名の開き直った姿があった。 しかも彼らを支援している日本人が今でも日本にいるという。 これに腹を立てない日本人はいないだろう。 右翼の先頭に立つ安倍首相なら、真っ先に拉致協議で彼らの引き渡しを求めなければ、右翼の支援者たちを裏切ることになる。 ところが、今度の協議には取り上げられず、合意にもない。 それがまったく安倍首相の追及問題にならない。 その理由は、左翼は大手を降って、右翼は陰で北朝鮮と手を組んでいるからだ。 左翼は今でも革命は犯罪ではないと言っているからわかりやすいが、安倍首相が北朝鮮と取引するのは、右翼支援者への背信である。 それなのに、メディアはこれを大きく書かない。 左翼はよど号について安倍を批判しない。 ここまでいい加減な拉致再調査合意を追及しない。 北朝鮮問題では右と左が見事に組んでいる。 政治を知らない、右でも左でもない一般国民はいい面の皮だ。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新しいコメントを追加