□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年5月28日第377-3号 ■ ============================================================== それでもまだ外務官僚を褒めすぎだ ============================================================== 安倍政権の無能さに気付いたと見えて、遠慮がちに安倍政権に批判的なことを書き始めるようになった御用記者がチラホラ見られるようになった。 毎日新聞の倉重篤郎などもその一人だ。 発売中のサンデー毎日(6月8号)で書いている。 自衛隊に犠牲になれと言う集団的自衛権行使容認を軽々しく口にする安倍首相と、その首相の裏に隠れて、防衛省以上に集団的自衛権行使容認に積極的な外務官僚は、もっと外交技術を磨けと。 命がけの防衛省が集団的自衛権行使容認に慎重なのに、戦争になっても自分たちの命に関係ない外務官僚が、集団的自衛権行使容認を安倍首相と一緒になって進めようとしているのは悪乗りだ、と。 外交力とは、紛争を対話と駆け引きで平和的に解決する力ではないのかと。 その通りだ。 そのような本来の外交をせずに、犠牲になるのは自衛隊で、その責任をとるのは防衛省だから、自分たちは日米同盟最優先だとさえ言っていれば、米国の威を借りて安倍首相を動かせる。 そう外務官僚たちが思っているのなら、そんな暇があればもっと外交技術を磨くべきだ、と倉重は言っている。 あなたは正しい。 しかし倉重さん。 それでもまだ褒め過ぎだ。 今の外務官僚たちは、何を言っても理解できず、たとえ理解できても、それが実行出来ない。 本当はもっと成果がでるような外交がしたいのに、そして、それができれば出世できると思っているのに、そして出世したくて仕方がないのに、中国には抗議するしかない。北朝鮮には交渉再開をお願いするしかない。プーチンにはだまされて、米国を怒らせる。 肝心の親分である米国についてさえ、米国が何を考えているか、本当のところがわからず、おたおたするばかりだ。 これが実態なのだ。 元外務官僚が言っているのだから間違いない。 斎木次官とか、伊原アジア局長とか、鶴岡、大江TPP交渉官だとか、今でこそ偉くなっているが、若い時から何も変わっていない。 何も出来ないくせに、適当な事をしゃべってごまかすことだけは上手かった。 それだけで偉くなれるのが、外務省だ。 外務官僚をまだ褒めすぎている。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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