□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年5月25日第374-6号 ■ ============================================================== 北岡伸一では集団的自衛権行使容認はできない ============================================================== これからも集団的自衛権行使容認問題に関する賛否の議論は続き、延々と同じような報道が続くだろうが、何度でも言う。 まったく無意味だと。 賛成は、語れば語るほどボロを出す。矛盾が新たに出る。 それでも押し通す。 それが政治日程で決まっている。 そんな中で志位とか小沢とか、まあ誰でもいいのだが、反対派は同じような事を真顔で言ったり、書いたりしてウサをはらしている。 さもなければ自己宣伝だ。 だけど彼らには、もはや解釈改憲を止める政治力はない。 自分のために反対を唱えているだけだ。 しかも、護憲派たちがすでに耳にたこのできる程使い古してきた言葉で。 安倍自民党や公明党の自滅を笑って観ているだけでいいのだ。 御用メディアの劣化ぶりを哀れんで見ていればいいのだ。 平和憲法のほうがいいという国民はいつまでたっても多数だ。 それを信じることだ。 平和憲法を守るのはひとりひとりの国民の自立した意識だ。 決して憲法を守れと騒ぐ者たちではない。 そして安倍側がついにやってくれた。 きのう5月24日11時半からのテレビ東京の週刊N新書にゲスト出演していた北岡伸一が、改憲賛成の者ばかりを集めたのはおかしいという声をどう思うかと聞かれ、弁明するどころか、こう開き直ったのだ。 あれは安倍首相の私的な懇談会だから、自分と同じ考えを持つ者ばかりを集めて当然だ、ほかの意見を持つ者を入れれば作業は進まないと。 これは正しい。 これを理由に、私的メンバーばかり集めて非難してきた護憲論者たちは、ここまで北岡に開きなおられては為す術もない。 しかし、北岡は安倍の最大の弱点を国民に教えた。 私的な者たちでつくった私的なものを、もっとも公的な立場にある安倍がそのまま国策にしようとしている。 許せない。 だったら堂々と改憲をして国民に決めさせろ、と。 しかし北岡たちは認める。 時間がかかると言いながら、実はできないと。 国民を納得させられないと。 その通りだ。 時間の問題ではない。 いくら時間をかけても、いくら屁理屈をならべても、護憲の国民は聞く耳を持たない。 決めているからだ。 そして変えない。 それでも変えようとすると血生臭くなると言って、あの中曽根大勲位も諦めた。 そうなのだ。 放っておけば解釈改憲は自滅する。 ちなみに、この北岡という男は日本の安保理常任理事国入りを担って国連大使になったが見事に失敗し、熱心に動かなかった小泉首相を批判した。 今度は集団的自衛権行使の容認の意味を教えてやってもわからない安倍をバカにしている。 小泉も安倍もバカだが北岡はもっとバカだ。 彼らには改憲はできない。 国民の平和を願う気持ちに、とても逆らうことはできない。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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