□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年5月22日第371-6号 ■ ============================================================== 中・露という「悪の結託」を正しく批判する方法 ============================================================== 習近平がプーチンと会って連携を深めたという。アジアの新たな安全保障体制は俺たちでつくるという。 さぞかし安倍首相は頭に来ていることだろう。 なにしろ、安倍首相の唯一の朋友であるプーチンが、そして今でも敬愛しているプーチンが、自らの、とても勝てない天敵である習近平と手を握ったのだから。 だから安倍よいしょの各紙は、これをいまいましく、大きく取り上げる。 日本の親分である米国も頭に来ているに違いない。 なにしろシリアとウクライナでプーチンに煮え湯を飲まされ続け、習近平には南シナ海やサイバー攻撃で裏切られっぱなしだ。 最近は米中関係も怪しくなってきた。 そして、それを安倍政権とその追従者たちが喜ぶ。 とんだおかど違いだ。 米国と中国・ロシア悪の枢軸が軍事的に争うことはない。 早く手を出したほうが、国際批判という敵に負けるからだ。 しかし、すでに戦争は始まっている。 それは軍事力を使わない、外交・情報戦争だ。 しかも米国は悪の中・露を批判する資格はない。 さんざん同じことを、もっとひどいやり方でやってきたからだ。 そして今もやっている。 今、目の前で繰り広げられているのは悪どうしの醜い戦争なのである。 外交戦争は、永遠に続く。 ある時は米国が優勢となり、ある時は中・露が優勢になって、永遠に。 しかし戦争は起こらない。 だから中・露の増長を叩くには、憲法9条を持った日本が正しい外交で叩かなければならない。 それなのに、米国の後をついて日本が集団的自衛権で中・露を叩こうとする。 あまりにも愚かだ。 それを言う者が、ただの一人もいない日本は救いがたいということだ。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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