□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年5月18日第367-6号 ■ ============================================================== TBS報道スペシャルも必見の番組だ ============================================================== 私の予想通り、週末のテレビは安倍会見をめぐっての解説、討論番組が花盛りだ。 どんなに安倍会見を弁護しようも、あの場面が繰り返し映しだされると、それでアウトだ。 議論する前に吹き出してしまう。 そんな中で、5月17日午後5時半から放映されたTBS報道特集「自衛隊が大きく変わる点!」という番組は群を抜いて秀逸だった。 私が特に注目し、これから皆が指摘し出すと大問題になる重要な視点を、元防衛省の内局と制服の幹部が明らかにした。 一つはあの冷戦まっただなかの、核戦争が起こりかねない危機的状況の時でさえ、集団的自衛権行使の必要性がどこからも出てこなかったというのに、危機回避には対話と安全保障の枠組みをつくろうと米国を含め国際社会が苦慮している時に、集団的自衛権を叫ぶのはまったくナンセンスだというものである。 これこそが正論で、私がつとに強調してきたことだが、安倍首相は愚かにも記者会見で安保は冷戦時代に改定されたが国際環境はさらに激変して危ういと述べた。 これは安倍首相がまったく今の国際情勢を理解していない痴れ者であることを満天にさらしたものだ。 そして二つ目に集団的自衛権行使容認派の制服幹部軽率にもテレビで漏らしたことだ。 イラク戦争時、自衛隊の艦船を派遣した時、どこを探しても自衛隊法の根拠がみつからなかったので、「調査」という文言を無理に見つけだして、なんでもそこにぶち込めばいいという形で派遣したと。 これを要するに、これまでも米国の違憲要求に従って、憲法違反の集団的自衛権行使をしていたのだ。 それを知っていながら気付かれると大騒ぎになるのでごまかしてきた。 今度はわざわざ、それを安倍首相はばらした。 ご丁寧に、年末の日米ガイドライン作成までに集団的自衛権の行使容認を公言した。 大問題になる。 安保闘争以上の一大事問題になる。 反米感情は最高潮に達し、ケネディ大使は逃げだし、今度こそオバマ大統領はこのドジ野郎と怒りだす。 集団的自衛権行使容認の是非をめぐる間抜け議論をしている場合ではなくなる。 どうやら5・15は日本の戦後史の一大分水嶺になりそうだ。 我々は安倍首相に感謝しなくてはいけない。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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