Foomii(フーミー)

天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

明けても暮れてもウクライナ、南シナ海、集団的自衛権報道のばからしさ
無料記事

□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年5月13日第362号 ■   ============================================================== 明けても暮れてもウクライナ、南シナ海、集団的自衛権報道のばからしさ  ==============================================================  しつこいようだがもう一度だけ書いてやめる。  ウクライナ住民投票。南シナ海の中国の膨張主義。我が国の集団的自衛権行使容認。  よくもこれだけ無意味なニュースを毎日メディアはこぞって繰り返し報道し、論じるものだ。  そしてそれはまだ当分続く。  なぜか。  集団的自衛権行使を容認させるためには戦争が近いと騒いだほうがいいと思っているからだ。  違う。正反対だ。  戦争が近づけば近づくほど、国際政治はそれを回避しようとする。  国民も集団的自衛権行使容認を急いで戦争に巻き込まれては大変だと思う。  今はむしろ性急な集団的自衛権行容認には逆風なのだ。  タイミングは逸し、終わっている。  なぜ中国の脅威をあおるのか。  中国を悪者にするのか。  ついにウミガメ漁まで持ち出して中国の漁業拡張を非難する。  辺野古でジュゴンを追いやっている安倍政権と官僚たちが。  それは安倍首相を追いつめる中国が憎いからだ。  安倍政権は露骨に、国際社会が結束して中国の国際法違反を許すなと話す。  朝日までもがアセアンが結束して中国を批判したとアセアン会議を報告する。  違う。  今度のアセアンの合意で重要な事は、中国との戦争をさけ外交で解決する努力をする、戦争にさせないためにルールづくりを模索する、という事を模索し始めたというところにあるのだ。  南シナ海の危機は封じ込められる。  ウクライナも、住民投票を強行しても、誰も相手にしない。波及はしない。ましてや戦争は起こらない。  事態は確かに深刻だ。  プーチンや中国の覇権主義は目に余る。  しかし間違った事を繰り返せば必ず報いを受ける。  戦争には発展しない。  ウクライナも南シナ海も、これからも危機と沈静化が長く繰り返される。  その都度に多少の犠牲者は出る。  しかし決して戦争は起こらない。    米ロ中が本気で戦争をする気がない以上、戦争は起きない。  その代わり熾烈な外交的攻防が続くのだ。  そこに安倍首相や外務省の出る幕はない。  だからどうでもいい事を騒ぎ立て、どうでもいいことに専念して大事な仕事をしている振りをする。  そんな事より、することがないのでゴルフと外遊に専念しますと正直に言ったほうがいい。  メディアも正直にそう書いた方がわかりやすい。(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今月発行済みのマガジン

ここ半年のバックナンバー

2026年のバックナンバー

2025年のバックナンバー

2024年のバックナンバー

2023年のバックナンバー

2022年のバックナンバー

2021年のバックナンバー

2020年のバックナンバー

2019年のバックナンバー

2018年のバックナンバー

2017年のバックナンバー

2016年のバックナンバー

2015年のバックナンバー

2014年のバックナンバー

2013年のバックナンバー

2012年のバックナンバー

2011年のバックナンバー

2010年のバックナンバー

2009年のバックナンバー

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2026年4月19日に利用を開始した場合、2026年4月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2026年5月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いをご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

キャリア決済での購読の場合、次のサービスが利用できます。

docomo au softbank

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する