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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

どっちに大義があるのか(安倍と小泉の歴史的対決)
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2014年1月23日第77号 ■     =========================================================     どっちに大義があるのか(安倍と小泉の歴史的対決)      ===========================================================  東京都知事選が告示され、いよいよ戦いが始まった。  きょうの各紙は一斉にそのことを取りあげ、各候補者の紹介とその政策を羅列して、どの候補者が新しい都知事にふさわしいか、などとお決まりの報道をしている。  そんな中で産経新聞だけが一面の最上段に大きく次のような見出しを掲げて報じた。  「安倍VS小泉」代理戦争、と。  こういう取り上げ方をするところが産経新聞の正直なところである。  まさしくその通りであり、それ以外のあらゆる解説は不要だ。  安倍首相を応援する産経にとってはこのような構図になることは不利なはずだ。  不利を承知でこう書くところもまた産経新聞らしいバカ正直なところである。  小泉元首相は1月14日に細川氏と二人だけで会ったとき、「これは桶狭間の戦いだ」と語ったらしい。  しかしもうひとつ語ったと報道されていることがある。  それが「きょうは旧歴では討ち入りの日だ」ということだ。  大義は我々にあるという意味である。  おりしも安倍・菅政権は権力に任せてどんどんと暴政を加速させている。  菅官房長官などは記者会見をするたびに人相が悪くなっている。  秘密保護法の強行採決がそうだ。  名護市選挙で示された民意を無視して辺野古移転工事を強行する厚顔ぶりがそうだ。  敗北をおそれて外遊に逃げ回っている姿が、誰かにだぶって見える。  大義があるから勝てるとは限らない。  しかし大義のない主義、主張はいくら叫んでも大衆の心に届かない。  安倍・細川の一騎打ちのどちらが大衆の心をつかむかである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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