□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】
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□■　　天木直人のメールマガジン２０１４年１月２２日第７４号
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　　　　すっかり色あせた江田憲司と結いの党
　　 
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　今度の細川・小泉劇場の割を食ってメディアからかすんでしまったものは多々ある。

　その一つは間違いなく江田憲司の結いの党だろう。

　何しろ東京都知事選で細川氏が勝てば、政界再編の主役は細川・小泉連合になるからだ。

　江田憲司や結いの党はその台風の目に吸い込まれる有象無象の一つとなるしかない。

　それにしても結いの党には失望させられた。

　喧嘩別れした渡辺喜美に妨害されて会派離脱ができないまま今日まで漂流しっぱなしだ。

　そう思っていたら自民党に助けられてやっと政党として出発するめどがたったという体たらくだ

　今度は、安倍自民党政権と組むのは自分たちだと、渡辺喜美のみんなの党と競い合うことになる。

　もっとも私はとっくに江田憲司を見限っている。

　発売中の月刊文春２月号に江田憲司は結いの党に関する手記を寄せている。

　その中で、外交に関してはただ一言、現実的な外交を行う、としか言及していない。

　これではだめだ。

　彼もまた外交・安全保障政策で日米同盟とどう向かい合うかについて逃げている。

　これでは私の求める真の政界再編は望むべくもない（了）

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