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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

東国原に振り回される日本の政治の絶望とかすかな希望
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2013年12月12日第943号 ■   =============================================================                                     東国原に振り回される日本の政治の絶望とかすかな希望     ============================================================  東国原が維新に離党届をだし、同時に議員辞職する考えを表明したことが大きな政治ニュースになっている。  私はここに日本の政治のどうしようもない絶望を見る。  同時に、意外と思われるもしれないが、かすかな希望を見出そうとしている。  絶望とはもちろん多くの良識的な国民が感じていることだ。  知名度だけで政治家になり、政治家になって何の実績も残せないままパフォーマンスに終始して、そのあげく政治家を辞めざるをえなくなる。  これ以上の政治の冒涜はない。税金の無駄遣いはない。  このような人物が都知事選に出て170万近くの票を集めるのである。  これが日本の政治であり日本国民の選挙意識なのだ。  絶望的でなくてなんだろうか。  しかしそれ以上に絶望的なのが日本の政治メディアである。  東国原を馬鹿にしていながらはやし立てる。  今朝のTBS「朝ズバッ!」も、「東国原さんに出演していただくことになりました」と言ってゲスト出演させていた。  それでも私は何とかして東国原の言動にかすかな希望を見出したいと努力している。  それほど今の政治が絶望的だからだ。  安倍自民党政権に変わる政権の可能性が限りなくゼロだからだ。  そして私が東国原にかすかな希望を見出したいと思う理由は、彼が「維新の会」は石原慎太郎らと決別して橋下維新の初心に帰れと言い、それを橋下代表に直言したと明かしたことだ。  言うまでもなく今の政治の最大の問題は、安倍自民党支配をこのまま放置することの危険性である。  そしてそれに拮抗し、できれば交代できる対抗勢力の不在である。  そんな中での江田新党の動きである。  私は江田憲司という政治家に期待を持っているわけではない。  たとえばきょう12日の報道を見ていると、18日の結党に向けて、「保守対リベラルを超えた政治を目指す」とか、「内政、外交ともに常に政策ごとに国民本位で判断する」などと語っている(12月12日日経)。  これではダメだ。  国民にはもっと明確に安倍自民党政権に変わる選択肢を目指すと言い、それを示すマニフェストを提示しなければいけない。  しかし、政治は魔物だ。状況に応じてどのようにも動く。  来年に入れば安倍自民党政権は正念場を迎える。  上手く行けば長期政権になるが下手をすれば行き詰まる。  下手をした時の対抗軸がどうしても必要なのだ。  その可能性があるのは唯一江田新党の誕生と、それをきっかけとした政界再編である。  その場合のキーワードは安倍右翼政権のアンチテーゼだ。  その為には維新は石原慎太郎や平沼赳夫のような極右と決別した維新に戻ることが不可欠だ。  絶望的な東国原に唯一期待するところがあるとすればその知名度をいかした発信力だ。  東国原は反安倍自民党政権の下に結束する必要性をうまく発信できるだろうか。  江田憲司はそんな東国原をうまく使いこなして反安倍自民党の政治勢力を結集する覚悟と力量があるだろうか。  私にはもちろんわからない。  しかし、東国原に「絶望の中にかすかな希望を見つける」ように、私は江田憲司の今後の言動を「かすかな希望」を持ってもうしばらく見守って行きたい(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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