□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年12月10日第938号 ■ ============================================================= 急速に進む本土の沖縄化と無抵抗の地方首長 ============================================================ きょう12月10日の読売新聞が小さく報じていた。 岩国市の福田良彦市長は9日、米軍普天間飛行場の空中給油機15機すべてを来年6―9月に米軍岩国基地へ移駐させる政府の方針を受け入れると表明したと。 岩国市は早々とオスプレイの訓練も受け入れている。 米軍基地受け入れに反対した井原勝介前岩国市長を追い落とした元自民党議員の福田氏が市長になって以来、岩国市は政府の忠実な協力者となってしまったごとくだ。 しかし私がもっと驚いたのは、オスプレイを使った実戦さながらの日米共同訓練を来年2月―3月に新潟、群馬で実施する方向で日米政府が調整に入ったというニュースだ(12月5日毎日など)。 これに対し住民の不安の声は報じられても知事の反対の声は伝わってこない。 すでに滋賀県では10月に、やはりオスプレイを使った共同演習が行なわれており今度が国内で2回目となるという。 滋賀県の時も、市民派といわれている嘉田知事さえおとなしかった。 あれほど騒いだオスプレイの受け入れだったのに、もはや全国展開が当たり前の如くだ。 岩国への米軍空中給油機の移駐はニュースにもならない。 これは沖縄の負担の軽減という名の本土への米軍基地機能の拡大である。 本土の沖縄化である。 安倍自民党政権の下でどんどんと日本全土が米軍基地化され、自衛隊が米軍と一体となりつつある。 それに対し地方の首長の反対の声があまりにも弱い。 この国から護憲勢力が限りなく弱体化されつつある。 これを跳ね返すのは容易なことではない。 辺野古移転の強行がこの国の護憲にとどめを刺す事になるのか。 それとも沖縄県民が安倍自民党政権を押し返すのか。 来年は日本の正念場の年となる(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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