□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年12月7日第926号 ■ ============================================================= これは公職選挙法違反であり壮大な贈収賄事件ではないのか ============================================================ 特定秘密保護法案の強行採決の次は沖縄の普天間基地辺野古移転の強行である。 自民党の沖縄県連はあっさり寝返った。 最後は仲井真沖縄県知事の裏切りだ。 辺野古埋め立て工事の許可申請を認めることを安倍政権がさかんに仲井真知事に迫っている。 仲井真知事は12月5日の沖縄県議会の本会議で「日米両政府に普天間の県外移設、早期返還の実現を強く求めていく」と従来の方針を堅持する意向を表明したと各紙が報じている。 仲井真知事はまだ頑張っているように見える。 それが本物ならた大したものだ。 最後まで安倍政権に対して反対を貫けるなら凄い。 その時は私は仲井真知事に脱帽し、こころからの経緯を評するつもりだ。 しかしそうはならないだろう。 辞任と引き換えに許可申請の決断を行なうだろう。 それほど安倍政権の圧力が強いということだ。 そしてその安倍政権がなりふり構わず圧力をかけようとしているのが来年1月19日に予定されている名護市長選挙である。 もし現職の稲嶺進市長が勝つようなことになれば辺野古移転は困難になる。 それでも強行しようとすれば、今度こそ反対する沖縄県民との間で流血騒ぎになる。 その激しさは特定秘密保護法案強行採決の時の反対の激しさの非ではないだろう。 だからなんとしても対立候補である辺野古移転賛成派の末松文信候補(自民党県議、元名護副市長)を勝たせ、辺野古移転を既成事実化させなくてはならない。 そしてついに安倍首相は末松候補を勝たせるために禁じ手を公言した。 ここからがこのメルマガの本論である。 きょう12月7日の各紙がさりげなく一段の小さな記事で報じていた。 安倍首相は6日、末松候補と首相官邸で会談したという。 ここまではいい。 私が驚いたのはその次に続く次のやりとりだ。 すなわち安倍首相は末松候補が選挙戦で掲げる地域振興への支援要請に対し、「全面的に支援する」と応じたというのだ。 これは間違いなく公職選挙法で禁じられている金で票を買い取るという選挙違反ではないのか。 いやそれどころではない。 辺野古移転を約束するのでその見返りとして金をくれ、辺野古移転を約束すればその見返りに金を渡す、という贈収賄犯罪ではないのか。 冗談で言っているのではない。 どう考えてもそうだろう。 どう考えても1月19日の名護市長選挙を金で歪めることである。 沖縄振興策は誰が市長になっても唱える選挙公約だ。 だからどちらが勝っても同じ額の予算を約束し、それを公表するというのでなければ不公平である。 それにも関わらず末松候補とだけに沖縄振興予算を約束しる。 これはどう考えても公正な選挙を歪める行為だ。 しかしメディアは何の疑義も抱く事無く新聞でさりげなく報じて終わりにしている。 この国はもはや完全に狂ってしまったと言わざるを得ない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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