□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年12月4日第918号 ■ ============================================================= 安倍・バイデン会談について読売に誤報を書かせた安倍首相 ============================================================ 想定どおりの安倍・バイデン会談だった。 すなわち防空識別圏の撤回は求めず中国の行き過ぎをけん制することで一致した。 当然だ。 防空識別圏の問題は、それを撤回させることではなく、運用を国際ルールに従わせることであるからだ。 中国はこの運用で行過ぎたからこそ米国はB52を飛ばせてけん制したのだ。 中国がルールを守るなら民間航空記の飛行計画を提出させてこちらもルールを守ると米国は言っているのだ。 ところがこの会談に先立つこと数日前の11月30日の読売新聞は一面トップで次のようなスクープ記事を掲げた。 すなわち日米両国は東シナ海の現状を一方的に変更しようとする中国を強く批判するとともに、防空識別圏設定の撤回を求める共同文書をまとめ、それを12月3日の安倍・バイデン会談に合わせて発表するという記事だ。 結果的にこれは誤報に終った。 なぜこのような誤報を読売がおかしたのか。 ひょっとした安倍首相と外務省は本気でそのように持ちかけていたのではないか。 そしてそれを読売新聞に自信ありげに漏らせてスクープを書かせてやろうとしたのではないか。 ところが交渉の過程で米国にあっさり断られたのではないのか。 だから結果的に読売はスクープから一転して誤報を書かされることになったのではないか。 きょう12月4日の読売はこう書いている。 「合意文書での批判は見送られた」と。 さりげない誤報の訂正である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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