□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年12月2日第913号 ■ ============================================================= 日本の全面譲歩で終ることになるTPP交渉 ============================================================ TPP交渉に関する日米閣僚協議が物別れに終ったという。 よほど米国の要求が理不尽だったということだ。 だからフロマン代表と交渉にあたった日本の交渉団の代表である甘利明TPP担当大臣が次のような啖呵をメディアの前で切った。 「これ以上は1センチも譲れない」と。 しかしこれはウソだ。 最後は日本が一方的に譲歩させられて終わる事になる。 日本も頑張った、米国も譲歩した、と言い繕いながら、その実は米国の要求をすべて飲まされて終る事になる。 なぜか。 それはいまやオバマ政権にとってTPP交渉の妥結は最重要課題となってしまったからだ。 あらゆる政策が上手く行かず、そのうえTPP交渉さえもまとめられなくてはオバマ大統領の議会や国民の信頼はさらに失墜するからだ。 なぜ日本が譲歩しなければTPP交渉はまとまらないのか。 それは他の参加国が日米交渉を見守っているからだ。 日本が譲歩しないのなら自分たちもまた譲歩しなくていいとなる。 逆に日本がそこまで譲歩するのなら、自分たちも少しぐらい譲歩しなければいけないとなる。 つまり日本はTPP交渉妥結の鍵を握る重要な国にさせられてしまったのである。 日本が「これ以上1センチも譲れない」と最後まで言い張ってTPP交渉の妥結を妨げるなら、その時こそ米国が安倍政権に激怒する時だ。 そんなことは怖くて安倍政権はとても出来ない。 見ているがいい。TPP交渉は日本の全面的譲歩によって終る事になる(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新しいコメントを追加