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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

島袋前名護市長の立候補を歓迎する
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2013年11月1日第817号 ■   =============================================================   島袋前名護市長の立候補を歓迎する  =============================================================  島袋吉和前名護市長が来年1月19日投開票の沖縄県名護市長選挙に立候補すると突然表明した。  私はこれを大いに歓迎する。  その理由はもちろん辺野古移転を推進しようとする保守側の分裂選挙となり反対派の稲嶺進候補に有利に働くからだ。  実際のところ石破自民党幹事長はうろたえ、既に立候補表明をしていた自民党県議の末松文信氏は島袋氏の出馬の動きを聞いて、目を閉じたまま宙を仰いだという(10月31日朝日)。  しかし私が歓迎する理由は他にもある。  それは島袋氏の立候補が、今度の名護市長選挙の争点が辺野古移転の是非であることを嫌でも浮かび上がらせることになるからである。  末松氏といい、かつての知事選における仲井真知事といい、辺野古移転を争点とすることをあえて避け、沖縄の経済振興を前面に出して沖縄住民をめくらまそうとする。  だが島袋氏の立候補によってもはやそれは許されなくなった。  なにしろ島袋氏は、「辺野古移設なくして沖縄県北部の発展はない」と明言して立候補するぐらいだ(10月31日読売)  末松氏が辺野古移転の是非についてあいまいな態度で立候補した事を批判して立候補したほどだ。  辺野古移設が争点になれば稲嶺氏に圧倒的に有利になる。  よほど利権という毒饅頭を食らった者でない限り、沖縄住民の総意は辺野古移転のほうがいいに決まっている。  そして私が島袋氏の立候補を歓迎するもう一つの大きな理由がある。  それは公明党のダブルスタンダードが許されなくなることだ。  何故末松氏が辺野古移転問題を争点にすることを避けるのか。  それはもちろん沖縄住民の票が逃げることを回避するためだ。  しかし末松氏が辺野古移転問題を隠そうとするもう一つの大きな理由がある。  それは公明党への配慮があるからだ。  自民党との連立政権にこだわる公明党の最大のジレンマは、平和と庶民の味方であるという党是と愛国・右翼の安倍自民党との連立を組むことの矛盾である。  だから公明党は辺野古移転を争点にしてもらいたくない。  辺野古移転に明確に賛成するような島袋氏のような候補者は公明党は支持しづらい。  公明党の票が欲しい末松氏は、だから辺野古移転を争点にしなかった。  しかしもはや辺野古移転が争点になることは明らかになった。  島袋氏の立候補に一番困っているのは公明党に違いない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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