□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年10月31日第815号 ■ ============================================================= ウミガメ産卵を隠していた沖縄防衛局 ============================================================= 10月27日の東京新聞と日経新聞が書いていた。 防衛省沖縄防衛局の未公表調査報告書は埋め立て予定の辺野古海岸に絶滅危惧種のウミガメが上陸した跡があり産卵していた可能性がある事を指摘していると。 私が注目したのはこの報告書の指摘を防衛省が積極的に公表して来なかったということだ。 それどころか防衛省は環境評価で辺野古沖周辺は「ウミガメの上陸や産卵に好適な場所ではない」としていたという。 今回報道された事実は共同通信社が情報公開法に基づき請求して入手したから判ったのだ。 防衛省はこの報告書の内容がバレても取材に対し辺野古移転計画は見直さないと明言し、辺野古移転にはいささかも影響しないと突っぱねているという。 なぜ日本政府はここまで辺野古移転を強行できるのか。 それは辺野古移転問題がもっぱら日米両政府間の話にとどまっているからだ。 世界は辺野古移転のことなど何も知らない。 しかしもし世界が、日米両政府が軍事基地建設のために絶滅危惧種のウミガメの産卵場所奪おうとしている事を知ったらどうか。 野生動物や自然環境を大切にする人々は世界中に数え切れないほど存在する。 彼らの意識は高い。 たちどころに抗議が起こり、それに影響を受けて野生動物や自然環境保護に関心の高い米国人もまた米国政府に抗議し、米国議会を通して撤回を求めるだろう。 ただでさえ米国議会の軍事委員会は辺野古移転に反対である。 米国議会が別の角度から異論をお唱え出すかもしれない。 ケネディ新駐日大使がこの事を知れば黙ってはいないだろう。 沖縄は日本政府相手に不毛な抗議を繰り返すよりも、世界の国民に絶滅危惧種の軽視、自然破壊の罪を訴えたらどうか。 辺野古問題を日米両国間の外交・安保問題に閉じ込めてはならない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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