□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年9月21日第674号 ■ ============================================================= 迷走する朝日の消費税増税をめぐる報道ぶり ============================================================= 読売新聞が「安倍首相が消費税増税を決断した」と一面トップでスクープ報道したのは9月12日の朝刊だった。 その事を私は9月12日のメルマガ第679号で書いた。 朝日と読売の消費税増税をめぐるスクープ合戦で読売が見切り発車をしたと。 その後、読売新聞のスクープ記事をきっかけに各紙が一斉に書き始めた。 安倍首相は予定通り来年4月から消費税増税を行なうことで腹を固めたと。 10月1日に記者会見を開いて発表する事にしたと。 その後のメディアの関心事は、もっぱら、経済の腰折れを防ぐために景気対策や法人税減税、低所得者対策などをどこまで同時発表するかということだ。 消費税増税はすでに決まりなのである。 ところがきょう9月21日の朝日新聞が一面トップで大きく報じた。 その見出しは、「消費税増税 来年4月8%」、「安倍首相が決断」となっている。 しかしその中味には目新しいものは何もない。 読売新聞に遅れること10日ほどたって、何故今頃こんな記事を一面トップで大きく報じたのだろうか。 しかし、私がもっと驚いたのはその同じ紙面で「家計が潤わなければ悪循環」になると消費税増税に疑義を呈していることだ。 朝日は読売新聞の9月12日のスクープに先だつ9月11日の社説で消費税増税を全面的に支持する社説を掲げた。 もはや安倍首相には消費税増税を引き延ばす余地はないと。 私はこの朝日の社説を見て、読売新聞はあわてて見切り発車のスクープ記事を翌日12日に飛ばしたと見て取った。 ところがその朝日が、今度は消費税増税が与える悪影響を危惧している。 あの社説は何だったのか。 もはや朝日新聞の消費税増税に関する報道振りは迷走の極みである。 朝日に何が起きているのだろうか(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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