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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「安倍汚染水ウソ発言」を追及する不毛国会とその唯一の回避策 
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2013年9月16日第689号 ■   ============================================================= 「安倍汚染水ウソ発言」を追及する不毛国会とその唯一の回避策   =============================================================  来月から始まる国会は安倍自民党が圧勝した後の最初の実質的な国会審議の場となる。  これほど問題が山積しているというのに、なぜ国会開催がここまで遅れたか。  安倍自民党政権が開催を遅らせ、それに対して野党がまったく追及しなかった。  そこに今の政治の救い難さがあらわれている。  今度の国会は、ただでさえ不毛な国会が更に不毛となり、おそらく近来の政治史上最低の国会となるだろう。  きのう9月15日朝のNHKの政治討論番組を見てつくづくそう思った。  なぜかくも不毛になるのか。  それは責める野党側にもはやまともな議員がおらず、能力も気力も団結性もないからだ。  あるのはただ安倍自民党政権に対する批判のための批判だけだ。  どんなに批判してももはや再び政権交代など近い将来に起こるはずがない。  それを知った上での緊張なき批判である。  それに負けず劣らず安倍自民党政権の対応も、救い難く不毛なものになる。  矛盾だらけの欠陥政策を同時多発的に推し進めようとしておきながら、まともに答えようとしない。いや答えられないのだ。  数のおごりにまかせて押し切る。  かくして不毛国会になる。  その不毛国会の中でも、最も不毛となるのが、放射能汚染水を封じ込めたという安倍首相のIOC総会における「ウソ」発言をめぐる与野党の応酬であろう。  その事について書くのがこのメルマガの目的である。  もはや攻める事のない野党にとっての格好の攻撃材料だ。  攻められたら感情的になる安倍首相にとっては激しく反駁する他はない。  お願いだからそんな国会だけは避けて欲しい。  その不毛を避けることができるのは安倍首相だけだ。  安倍首相は今度の国会の冒頭で次のように答弁すればいいのである。  すなわち、あの発言は「ウソ」だった、しかし「ウソも方便」の発言だった、とあっさり認めるのだ。  そして、そのウソを本当のウソにしないためにも、これからは汚染水問題の解決をすべてに優先して取り組むと約束するのだ。  そしてその為に自民党政権も知恵を出すが、野党もより良い具体案があれば出してくれ、それがよければ何でも実行する、と言えばいい。  そして言うだけではなく、それを行なうのである。  そうすればもはや野党は攻める理由はなくなる。不毛な応酬はなくなる。  そしてその勢いに任せて、安倍首相は福島原発事故によってもたらされた国民の犠牲についてその救済と補償を直ちに行なうと約束するのだ。  実際のところ汚染水問題の解決と国民の救済を放置したままでは日本の将来はない。  その問題について与野党が一致して取り組めば、その後、原発政策や、消費税増税やTPPや集団的自衛権などについて、どのような政策論争を行なっても構わない。  たとえそれが不毛な議論の応酬に終っても、それはいつもの通りだ。  ウソ発言についての不毛な与野党の応酬だけは本物の不毛だ。  それだけは見たくない(了) ─────────────────────---------------------- 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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