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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

オスプレイ日米共同訓練に対する二人の知事の反応に思う
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2013年9月9日第674号 ■   =============================================================  オスプレイ日米共同訓練に対する二人の知事の反応に思う  ==============================================================  高知と滋賀で今年の10月にオスプレイの日米共同訓練を行なう事を小野寺防衛大臣が公表したのは9月6日だった。  あれほど問題視されてきたオスプレイの日本配備だが、国民の反対を無視する米国の強硬姿勢と、それに対して言われるままの政府・防衛省の対応はあまりにも従属的だ。  そしてついに日米共同訓練まで行なうようになってしまった。  これは、自衛隊がオスプレイを導入するために予算要求をしたことと相俟って、もはや完全にオスプレイの日本受け入れを容認したということだ。  その深刻性についてはいくら強調してもし過ぎることはないが、私が注目したのは二人の知事の反応である。  仲井真知事は「沖縄県外での訓練を実現してもらい感謝する」と評価したという(9月8日東京、毎日)  私は仲井真知事には普天間基地の辺野古移転で最後まで反対を貫いて欲しいと褒め殺して来たが、どうやら大きな転機が来そうな予感がする。  仲井真知事は後を政権寄りの副知事に任せ、巨額なアメ(ばら撒き予算)の獲得を手土産に、自分の首と引き換えに辺野古移転を容認するつもりではないか。  そう思わせる仲井真知事の韜晦ぶりだ。  9月7日の朝日は喜納昌春沖縄県議長の次の言葉を紹介している。  「・・・滋賀や高知での訓練内容は、沖縄ではもともと行なわれていない。日本全体で訓練化を強化しているだけの話だ。これで喜ぶほど県民はバカではない」  この言葉こそ仲井真知事が政府に言うべき言葉である。  もう一人は滋賀県の嘉田 由紀子知事である。  滋賀県や高知県は訪れた防衛省幹部に対し、オスプレイの安全性に不安を示し、説明が不十分だとして不満を示したという(9月7日朝日)。 高知県の知事はどのような政治信条を持っている人物か私は知らない。  しかし少なくとも嘉田知事は市民派、環境派の首長ではなかったのか。  住民の声を優先し、共同訓練など受け入れないと一蹴すべきではないのか。  それを、「演習場以外も飛ぶが、安全性の担保をどう考えるのか」などと質問している。  そしてその答えが不十分だと不満を示したという。  いくら防衛省に聞いても答えられるはずがない。  防衛省はオスプレイの安全性はおろか、演習日程も場所も演習内容も何も聞かされていないのだ。  そんなオスプレイを受け入れることや、ましてや共同演習を行なうことが間違っている。  受け入れられるはずがない、と一蹴すべきなのである。  それが出来ない嘉田知事は私は偽者だと思っている(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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