Foomii(フーミー)

天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

自衛隊が旭日旗を隊旗として使用している現実
無料記事

□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2013年8月7日第587号 ■   =============================================================   自衛隊が旭日旗を隊旗として使用している現実  ==============================================================  産経新聞のバカ正直さ加減についてもう一つ書いておきたい。  高まる韓国の反日抗議の一つとして、サッカー試合の応援で日本のサポーターが旭日旗を振った事に対する反発がある。  これを知った私は、果たして日本のメディアはこの旭日旗の使用についてどのように書くか興味を持って見守っていた。  というのも、私は日本の国旗である日章旗(日の丸)と旧帝国軍の軍隊旗であった旭日旗が、戦後も混在して使用されている事について不思議に思っていたからだ。  ところがどのメディアもこの旭日旗の使用について書かない。  そう思っていたら8月6日の産経新聞が大きく取り上げた。  私が、産経新聞を評価する、と皮肉を込めて書く理由がここにある。  その産経新聞は、日本政府は「旭日旗の使用は問題ない」という認識を示す見解を作成中である事が5日わかったと、いち早くスクープした。  このスクープ記事には、ご丁寧に旭日旗使用が何ら問題ないとする理由を書き連ねている。  そしてその理由の一つとして陸上自衛隊も海上自衛隊も、旧大日本帝国軍の軍旗であった旭日旗を隊旗にしている事実を書いている。  そしてこれが自衛隊の名誉と団結の象徴になっていると書いている。  ここが産経新聞のバカ正直さ加減だ。  だから問題なのである。  わざわざ寝た子をさましている。  旧大日本帝国軍の軍旗である旭日旗を自衛隊が誇りを持って自衛隊旗として使用している現実を知っている国民が果たしてどれだけいるだろう。  旭日旗を朝日新聞が社旗として使い続け、右翼が旭日旗を掲げて軍国主義をがなりたてるのは私人だから勝手だ。  しかしもうすぐ憲法を変えて国軍となる自衛隊が、旧大日本帝国軍の軍旗を誇らしげに遣い続ける事実は、隠しておきたい「不都合な真実」なのだ。  その事を公けしたくないからメディアはあえて書かなかったに違いない。  ところが自分の主義主張に正直な産経はその事を誇らしげに書いている。  しかも、大東亜戦争の相手だった米軍は、自衛隊が旭日旗を使っていることを知っているのに何のクレームもつけないではないか、と書いている。  笑い話のような記事だ。  米国が文句を言わなければいいという。  ということは、米国が文句を言ってくればすぐ使用を止めるということだ。  果たしてこの旭日旗の問題は今後大きな国内論議の的となって発展していくのだろうか。  もちろんそうならなければいけないと私は思う(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今月発行済みのマガジン

ここ半年のバックナンバー

2026年のバックナンバー

2025年のバックナンバー

2024年のバックナンバー

2023年のバックナンバー

2022年のバックナンバー

2021年のバックナンバー

2020年のバックナンバー

2019年のバックナンバー

2018年のバックナンバー

2017年のバックナンバー

2016年のバックナンバー

2015年のバックナンバー

2014年のバックナンバー

2013年のバックナンバー

2012年のバックナンバー

2011年のバックナンバー

2010年のバックナンバー

2009年のバックナンバー

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2026年7月19日に利用を開始した場合、2026年7月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2026年8月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いをご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

キャリア決済での購読の場合、次のサービスが利用できます。

docomo au softbank

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する