□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年7月27日第555号 ■ ============================================================= 日本郵政とアフラックの提携に見るこの国の救い難き対米従属 ============================================================== きょう7月27日の各紙が26日に行なわれた日本郵政とアフラックの共同記者会見の模様と、今回の両社の提携劇の解説記事を掲げている。 それを読むにつけて私はこの国の救いがたき対米従属振りを知って暗澹たる気持ちにならざるを得ない。 もはやここまでくれば米国への絶対服従だ。 米国の要求がどんなに理不尽であってもそれを受け入れるしかないという諦めだ。 それを受け入れることがどれほど不利益になろうが、それは仕方がないという諦めだ。 それを率直に認めたくないがゆえに、見え透いたうそを繰り返す不誠実さだ。 守るべき日本企業を圧迫してまで米国の利益を優先する日本政府の売国ぶりだ。 日本郵政とがん保険の共同開発を進めていた日本生命は見事に裏切られた。それにも関わらず、「遺憾」という一言で怒りをぶつけるしなかい諦めだ。 国民皆保険の日本であるというのに民間保険会社に加入氏なければ不安だと気持ちにさせ、国民が支払う保険金をすべて米国に流し込む。 絵に画いたような日本経済の搾取である。 それにしても7月27日の朝日新聞が報じた今回の提携の裏話はすべては仕組まれていたことを見事に示している。 政府からの圧力はないと記者会見で述べた西室泰三社長の言葉にウソはない。 圧力がないのは当たり前で、はじめから政府と示し合わせて話を進めてきたのだ。 首相官邸主導で今年の6月に社長にさせてもらった西室社長は、ただちに「アフラックとの提携が得策」と判断し、これで「ゴチャゴチャ言われなくて済む」などとうそぶいてTPP交渉を乗り切ることを最優先した安倍官邸と一体となって話を進めたのだ。 日本郵政を所管する総務省さえ、最後まで蚊帳の外だったというから、いかに今回の提携が官邸とに日本郵政だけで進められたかが分かる。 ここまで対米従属を見せつけられても、何の異議も唱えず淡々と報じる大手メディア。 政府も企業もメディアもここまで対米従属であることを知ると、さすがの私も、もはや日本はどうにもならないとさじを投げたくなる(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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