□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年7月20日第537号 ■ ============================================================= 街頭演説中の鈴木寛民主党候補を殴った女性の正体 ============================================================== 7月16日の産経新聞が衝撃的な記事を掲載していた。 すなわち民主党現職の鈴木寛(49)候補者がJR吉祥寺前で街頭演説をしていた14日の夕に、演説後聴衆と握手しようとしたところ、中年の女が「うるさい」と叫びながらペットボトルの液体をかけ、顔を殴ったと言う記事だ。 産経以外のどのメディアも報道していないが、これが本当なら私は驚く。 私も選挙演説をしている時に身の危険を感じたことを体験している。 幸い私の場合は身に危害が及ぶことにはならなかったが、その時、いかなる理由があっても暴力は許されないと強い怒りを覚えたものだ。 そしてそのような暴力は左翼側に加えられる右翼側の暴力だと相場は決まっている。 しかし左翼でもない鈴木寛民主党候補者に、右翼でもない女性が危害を加えるようなことはあるのだろうか。 いくら民主党に失望したとしてもそこまでの行動には及ばないだろう。 そう思っていたら、インターネット上で鈴木寛が、かつて文部科学副大臣の時、あのSEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の数値を隠して避難者を被曝させた、として袋叩きにあっていることを知った。 この女性の正体はもちろんわからない。 しかしもし反原発者であり、そのことで腹を立てて鈴木寛候補を殴ったとしたらこの女性は、原発賛成者は皆悪いと攻撃するたぐいだ。 それは間違っている。 SPEEDIの情報を隠ぺいした事に対して怒るなら、その怒りは真っ先に時の首相である菅直人や枝野官房長官という最高権力者に向けるべきだ。 そして鈴木寛候補を批判する者はまた、あの吉田所長が東電の福島所長であり、津波対策を怠った責任者であり、真実を語っていないなどという理由で許せないと非難する者たちと同じ類だ。 しかし、吉田所長といい、鈴木寛氏といい、原発事故や放射線数値隠ぺいの責任者の一人ではあっても、本当の責任者ではない。 それどころか、大きな国策の枠の中で与えられた仕事を忠実に行った一人であり、反省し、悔悛しているに違いない。 責められるべきは本当の悪である。 何の責任も問われることなく逃げ終えている最高権力者たちだである。 戦う相手を間違ってはいけない(了)。 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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