□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年7月17日第528号 ■ ============================================================= 安倍首相は9月のオリンピック総会に出席できるのか ============================================================== 7月16日の朝日新聞が、安倍首相の参院選後の外交日程が着々と進んでいると書いていた。 そしてその理由を次のように書いていた。 「国政選挙のたびに政権が揺らぎ、その先の外交日程の調整どころではなかったここ数年とは様変わりだ」と。 つまりこれは参院選における安倍自民党の勝利が外交をやりやすくすると言っているのだ。 お膳立てをする外務官僚の立場からすればそうだろう。 問題はその訪問先だ。 隣国の中国や韓国への訪問はめどが立たず、その周辺国ばかりを回らざるを得ない「ドーナツ化」現象が見られるという。 7月下旬のフィリピン、マレーシアしかり、8月下旬のクウェート、カタール訪問しかりであると書いている。 私がわが目を疑ったのは、その後の日程だ。 朝日の記事はこう書いている。 9月上旬にはロシアで主要20か国・地域(G20)首脳会議に参加。その後アルゼンチンで開催の予定の国際オリンピック(IOC)総会に出席して東京五輪の招致を訴えるという。 私は7月14日のメルマガ第517号で日刊ゲンダイの記事を引用して書いた。 「日本の五輪誘致はない」ということがもはや決まっていると。 実際のところ、読者の中から、「それは当然だ。原発事故の収束のめどが立たない日本に国際社会が誘致を認める筈はない。2020年はわずか数年先に迫っている」というメールをもらった。 確かにそうだ。その意味でも東京の五輪誘致はないだろう。 しかし負けることを覚悟で安倍首相はIOC総会に赴いて五輪誘致を行うのであろうか。 にわかには考えられないことだ。 外務省がまともな判断をするのなら、安倍首相の9月のアルゼンチン訪問を進言するはずはない。 それとも外務省はそんなこまでわからないほど鈍くなってしまったのか。 安倍首相に迎合するようになってしまったのだろうか(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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