□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年7月9日第499号 ■ ============================================================= 米国の通信傍受問題で一蓮托生の欧州各国 ============================================================== 私は7月2日のメルマガ第483号で書いた。 米国は欧州各国や日本といった言わば同盟国に対してまでも通信傍受していた事がスノーデン氏の暴露で明らかになった。これに対して欧州各国は米国に強く反発・抗議したのに日本は黙ったままだ。救いがたい対米従属振りだ、と。 しかし私も含め多くの人たちは欧州各国の芝居にだまされていたのかもしれない。 きょう7月9日の各紙が7月7日の独週刊誌シュピーゲルの記事を引用し、欧州の情報機関が米国と共謀して世界中の通信傍受をしていたと報じた。 スノーデン氏がシュピーゲルのインタビューに答えたという。 欧州が米国に怒って抗議したというのは芝居だったのだ。自国民に対して米国に怒って見せただけなのだ。 たとえ、自分たちも盗聴されていた事を知って怒りを覚えても、米国からみればお前たちも共謀者だったじゃないかと反論されればぐうの音も出ないだろう。 スノーデン氏はそんな欧州各国の欺瞞を批判するためにシュピーゲル誌に米国と欧州が通信傍受で一蓮托生であることを明らかにしたに違いない。 スノーデン氏の凄さはここにある。 スノーデン氏の亡命に対して欧州各国政府が冷ややかな理由がここにある。 ひるがえって日本はどうか。 おそらく日本は欧州各国の情報機関のように米国と共謀していることはない。 そもそも日本には米国の情報機関に信用されて、米国と通信傍受を共謀できるような情報機関はない。 つまり日本こそ米国の同盟国の中で、唯一の通信傍受の被害国であるということだ。 本気で米国に対して怒って、抗議できる資格がある。 それなのに何も言わない。 救い難い対米従属国というわけだ。 この点に関してはスノーデン氏がどのような暴露をしようとも揺るがない正真正銘の真実である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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