□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年6月29日第477号 ■ ============================================================= まぼろしの候補者、横田早紀江さん ============================================================== 6月28日の夕刊フジに中山恭子元拉致問題担当相の驚くべき発言を見つけた。 インタビューに次のように答えているのだ。 「拉致問題では当時、『国交正常化のためには被害者が犠牲になっても仕方がない』という考えがあった。私は『国の基本的役割は国民、国土を守ることだ』と考えていたので、拉致被害者の救出なくして国交正常化などあってはならない、と考え行動してきた」 これは物凄い証言だ。 日朝国交正常化のためには被害者の一部が犠牲になっても仕方がないと言う考えを政府関係者の誰かが持っているということは当時から憶測されていたが、ここまではっきりと政府要人から述べられたのは私の記憶ではこれがはじめてだ。 中山氏は夕刊フジのような右翼のタブロイド紙にこのような発言をするのではなく、大手メディアで堂々とこの事を言うべきだ。そして拉致問題の根本的解決策を提示すべきだ。 しかし私がここで言いたいことはその事ではない。 「被害者全員を救出する」と訴えて今度の参院選で「日本維新の会」から出馬する中山恭子氏を知って、私が考えていたまぼろしの候補者の事を思い浮かべたからだ。 実は私は横田早紀江さんに会って、「私と一緒に政治家になって自分の手でめぐみさんを助けませんか」と説得することを考えたことがあった。 私は今度の参院選で、それぞれの分野で自ら解決策を提示し、実行できる、誰が見ても信頼できる人物を10名そろえて新党宣言することを考えて直談判を繰り返してきた。 名前をあげると支障がでるので控えるがどの人物も衆目の一致する立派な人物ばかりだ。 新党が成功するめどがついた時、究極の候補者として最後に横田早紀江さんを訪れてお願いするつもりであった。 一人でも賛同してくれる人物があらわれたなら私は行動に移した。 残念ながらただの一人も行動をともにしようと言って立ち上がってくれなかった。 いまの政治状況を見ていると、もしそのような新党をつくる事が出来ていたなら間違いなく一定の支持を得られたと思うと残念だ。 その意味ですべてがまぼろしの候補者であるのだが、そのまぼろしの候補者の中の本当のまぼろしの候補者が横田早紀江さんであった。 拉致問題の解決は強硬姿勢だけでは不可能だ。 日朝国交正常化と一体として解決するしかない。 その事を政治家になってみずから金正恩と直談判する。 これを横田早紀江さんにやってもらうのだ。 ほかの候補者にはすべて面談して話し合った。 そして賛同を得られずに幻の候補者に終わった。 しかし横田早紀江さんについては接触するまでもなく私の頭の中の候補者に終わった。 だからまぼろしの候補者の中の本当のまぼろしの候補者なのである。 しかし私はその希望をまだ捨てていない。 安倍首相や中山恭子氏では拉致被害者は救済できないからだ。 たとえ中山恭子氏が当選して政治家になったとしても日本維新の会の考え方では拉致問題を解決することはできない。 いまの政治家では拉致問題を解決できず、拉致被害者は救えない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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