□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年6月12日第434号 ■ ============================================================= アサンジュを超えたスノーデン ============================================================== その後の報道を見てあらためてスノーデンの決断の凄さを実感している。 あのアサンジュがテレビの前に姿をあらわしてスノーデンを絶賛している。 ペンタゴン・ペーパーズでベトナム戦争を内部告発したあのダニエル・エルズバーグが「これ以上重要なリークは米国史上、例がない」と称賛している(6月12日朝日) そのスノーデンは年収二千万円を捨てて告発者に身を投じた。 彼の告発は、サイバー攻撃問題に関するオバマ・習近平首脳会談におけるオバマ大統領の発言を修正させた。 すなわち個人情報盗取という基本的人権違反を犯している米国が、中国を非難できないからだ。 私が最も共感を覚えたのはテレビの前で語っていたスノーデンの次の言葉だ。 「私が最もおそれることは、自分の行動によっても世界が変わらないことだ」 これこそがアサンジュが述べていた言葉だ。 国家権力による不正義が起きないようなシステムさえ出来れば、こんな告発などしなくてもいいのだ、と。 それは裏を返せば国家権力の不正義がなくならない限り、告発もまたなくならない、しなければならない、という事である。 スノーデンもまた逮捕され、訴追されるだろう。 しかしスノーデンについてはアサンジュのような余罪ではなく、堂々と国家反逆罪で訴追されてもらいたい。 そしてそれに対し、国際世論の力で「国民の知る権利」こそ「国家反逆罪」に優越することを証明してもらいたい。 米国内では「英雄か裏切り者か、意見は真っ向から対立している」という(6月12日毎日) そんな論争に、「馬鹿言うな。英雄に決まっているだろう」とケリをつけてもらいたい。 スノーデンの勝利はアサンジュを救う事になる(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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