□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年6月1日第400号 ■ ============================================================= 除染の行き詰まりを救った国連報告とそれを報じる日経の見事な連携 プレー ============================================================== いくら除染しても放射線量の数値は思ったほど減っていないとする独自の調査結果をNHKが報じたのはついこの前だった。 もはや原発を維持しようとする政策の行き詰まりを示す証拠はあらゆる分野で同時並行的に露呈されつつある。 除染してもそれほどの効果はないという「除染の限界」もその一つである。 そう思っていたら国連科学委員会が「福島原発事故による住民への影響に関する報告書案」なるものを公表したという。 そこには、福島の放射線量は健康に悪影響を与える数字ではないという記述が溢れている。 これは日本と国連科学委員会の連携プレーではないのか。 そう思っていたら、この国連科学委員会の報告書を報じた6月1日の日経新聞は、この国連報告書に迎合するかのように次のように報じている。 福島の復興が事故から2年以上も経過しても思うように進まないのは除染などの基準が厳しすぎるのではないか、と。 ご丁寧に、医療専門家の次のようなコメントまで掲載している。 「福島の放射線量は甲状腺がんを増加させるような線量ではない。国連科学委員会の調査は信憑性が高く、今後報告書を覆すようなデータが出てくる可能性は低い」と。 政府、国連科学委員会、そして日経新聞の除染作業を擁護する見事な連携プレーである。 除染を計画どおりに進めれば良い。ますます安全になるから福島に帰還しても大丈夫。 そう言っているのである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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