□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年5月28日第385号 ■ ============================================================== ミサイル戦争よりも対テロ戦争が最優先される時代 ============================================================== 5月26日の読売新聞に6月18日に予定されている米ロ首脳会談に関する注目すべき記事があった。 すなわちその記事は、冷却化した米ロ関係が「対テロ」で一致したという記事だ。 米ロ関係が悪化している最大の理由の一つは、米国が欧州において対ロシアミサイル包囲網を築こうとしたからだ。 そしてこのミサイル防衛政策については、米ロの対立は解けていない。 国家の安全保障を脅かすミサイル攻撃の脅威は、いまやどの国においてもその安全保障政策の根幹である。 だからこのミサイル政策についての米ロの対立は深刻である。 それにもかかわらず、「対テロ戦争」で米ロは協力する事で一致し、それをきっかけに米ロは関係改善を図ろうとしているという。 これを要するにもはや米ロもはやはミサイル戦争よりも対テロ戦争をより重視しているということだ。 そしてそれはもう一つの軍事大国である中国も同じである。 米中はいたずらにミサイル戦争で対立を高めるよりも、対テロ戦争での協力を優先している。 しかし対テロ戦争には有効な手はない。 それどころか、米国のボストンテロや、英国の兵士刺殺事件のように、イスラム過激テロは「内なるテロ」にまで及んできた。 そのような対テロ戦争の脅威から最も安全な主要国は日本である。 そんな日本の優位性を活かそうとせず、対米従属に走って対テロ戦争に協力しようとする日本は愚かだ。 その事を指摘する者が、政治家にせよ、有識者にせよ、メディアにせよ、誰一人出て来ない。 日本はみずからその最強カードを捨てている愚をおかしているのである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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