□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年5月9日第332号 ■ ============================================================== 「米国の国益を害する」とまで酷評されるようになった安倍政権 ============================================================== ついに米国議会が安倍政権は米国の国益を害する政権であると言い始めた。 きょう5月9日の東京新聞はワシントン発竹内洋一記者の次のようなスクープを一面トップに掲げた。 すなわち米議会調査局は5月1日付で米議会に報告書を提出した。 その報告書では安倍首相の歴史認識は「(東アジア)地域の国際関係を混乱させ、米国の国益を害する恐れがあるとの懸念を生じさせた」と書いているというのだ。 これは前代未聞の報告書である。 戦後一貫して日米同盟関係を最重要政策として掲げてきた日本が、よりによって、高支持率を誇り、対米従属に走る安倍自民党政権の下で、米国の国益を害する政権であると断じられたのだ。 この衝撃は、いくら強調しても強調しすぎることはない。 米議会調査局は、上下両院議員の立法活動を補佐するためその時々の国政の重要課題について調査し、公式報告書にまとめて議員に提供する部局であるという。 その米議会調査局が、安倍首相の一連の慰安婦問題、靖国問題、侵略否定などをめぐる歴史認識について詳細にフォローして報告書にまとめ、「米国の国益を害する」と明言して議会に提出したのである。 今後の米国議会の議論や立法活動に大きな影響を与える可能性は否定できない。 たまたま見ていたきょうのTBSの「みのもんたの朝ズバッ」に、このスクープを報じた東京新聞の関係者がレギュラー解説者の一人として出演していた。 その記者は準備よろしくその報告書のコピーを振りかざし、これまでの日米関係では考えられなかったような内容が書かれているとしゃべっていた。 はたして明日以降のメディアはこの報告書について後追い報道をするのだろうか。 あるいはこの報告書が国内で問題にされると安倍政権の責任問題につながるおそれがあるから封印されてしまうのだろうか。 しかし、たとえ封印されたとしても、失墜した安倍自民党政権の米国内における信頼は取り戻せない。 安倍政権がオバマ政権の信頼を取り戻そうとすればするほど、安倍政権は更なる対米従属に突き進むしかなくなる。 安倍政権の将来は危うい。 安倍政権が続く限り日本の将来は危ういということである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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