□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年5月8日第330号 ■ ============================================================== 日本のTPP参加について一般公募で意見を募る米通商代表部 ============================================================== TPPに関する米国の動きについて、わが目を疑う仰天記事をきょう5月8日の朝日新聞に見つけた。 その記事はワシントン発の一段の小さな記事だ。しかしその内容は重大で深刻だ。 米通商代表部(USTR)は7日、TPPの日本の参加について、6月9日までの一か月間にわたって一般国民から意見を公募すると発表したというのだ。 その意見を日米の2国間交渉に反映させていくという。 7月2日にはこうした意見を直接一般国民から聞く公聴会を開くという。 この意図がどこにあるか、賢明な読者ならすぐにわかるだろう。 米国は一般国民の声を利用して日本たたきを行い、その圧力でさらなる譲歩を日本に求めようとしているのだ。 しかもそれはTPP交渉においてではない。 TPP交渉への日本参加を認めて欲しければ、日米2国間交渉で譲歩しろと言っているのだ。 とんでもない米国の態度だ。 日本はTPP交渉参加を認めてもらったとさんざん報道された。 ところがそれは単なる一人合点であり、米国の本心を見ようとしない現実逃避だ。 メディアもまたそんな安倍政権の甘さを追及することなく御用記事を垂れ流してきた。 そんな日本をあざ笑うかのようにオバマ政権はフロマン新USTR代表の指名とともに更なる攻勢をかけてきたのだ。 議会を納得させなければいけない。そしてそれを自らが行うのではなく一般国民に行わせる。 ただでさえ何も知らされていない米国国民だ。 ただでさえ日本は閉鎖的だと思い込んでいる無知で反日感情の強い米国民だ。 一般公募すればとんでもない要求が噴出するだろう。 秘密主義を貫きながら、都合のいい時だけ一般国民を使って日本たたきをする。 米国議会はそんな一般国民の要望に従わない日本がTPPNい参加するなどとんでもないという事になる。 ひるがえって日本政府はどうか。 本来は日本国民と一体となって米国への交渉に臨み、国益んp最大化を目指すべきところを、TPPに関する不都合な情報は国民に隠し、国民から噴出する懸念を米国にぶつけるどころか握り潰す。 これではTPP交渉は開始前から勝負はついているようなものだ。 もはや安倍首相は米国の動きを隠すことはできない。 日本国民がそれを知ればさすがに怒るだろう。 メディアももはやTPP賛成ばかりを言い続けることはできなくなる。 私が言い続けてきたように今後ますますTPPの理不尽さが露呈していく。 安倍首相はTPP交渉参加を撤回せざるを得ない状況に追い込まれるかもしれない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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