□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年4月30日第309号 ■ ============================================================== 東京五輪招致にとって致命的にならないことを願うばかりだ ============================================================== 失言した時に、「私の本意ではない。まちがって伝わった、書かれた。」と言い訳するのは失言者の常だ。 米国のメディアが悪意を持って歪曲報道をする事を私は体験的に知っている。 そのいずれが真実であるにせよ、そしておそらくその双方が入り混じっているに違いないと思うのだが、今回の猪瀬直樹東京都知事が滞在中のニューヨークで行なった発言がもたらす影響は深刻だと思う。 五輪誘致の最大のライバルと看做されるトルコのイスタンブールを念頭においた「イスラム諸国 けんかばかり」発言を4月27日の米ニューヨーク・タイムズ紙が書いたことだ。 原発事故や大震災からの復興がままならない中で五輪を誘致する事が適当か、という疑問はある。 しかし五輪をもう一度日本に承知したいと思う多くの国民の気持ちを私は頭ごなしに否定はしない。 立候補した以上東京招致が実現されることを期待する。 その意味でこの猪瀬失言は深刻である。 今後ともこの失言が様々なところで取り上げられ、騒がれるようになると、東京五輪招致に与える影響は致命的になる。 たとえ封じ込められたとしても、イスラム国圏内への日本支持減少は避けられない。 それほどまずい発言であったのだ。 イスラムへの配慮があまりにも賭けていた。 五輪誘致のフェアプレイの精神からあまりにも逸脱していた。 就任以来の猪瀬知事の最大のピンチだ。 この発言が致命的になることのないように願うばかりだ。 しかしその保証はまったくない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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