□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年4月16日第269号 ■ ============================================================== すでに始まっているIAEAによる日本の核管理 ============================================================== 私は4月10日のメルマガ第255号で書いた。このまま行けば日本はIAEAの管理国家になるかもしれないと。 すなわち東京電力に原発事故のすべてを押しつけている間に、どんどんと原発事故処理の不手際が広がっていく。 気がついたら東電がさじを投げ、その責任を引き受けざるを得なくなった日本の政治家や官僚が狼狽する。 それを見て、もはやそんな日本を放置できないとIEAEが乗り込んできて直接原発処理に当たるような状況がくるかもしれない。 そう私は書いた。 そのメルマガに対して、それは妄想だ、そこまで日本は落ちぶれることはないという意見が寄せられた。 しかし、すでにIAEAは日本を管理している。 管理しないまでも、日本を信用せず、最悪の事態にならないように心配して公然と関与してきている。 それを昨日4月15日の東京新聞と読売新聞が教えてくれていた。 すなわちIAEAの調査団が15日来日し、都内で会合を開いて東電や経済産業省の担当者から意見を聞いたという。 報道によると調査団の目的は「原発の廃炉に向けた作業を視察し助言するため」となっている。 しかし、会合に先立つ記者会見で調査団のファン・カルロス団長は相次ぐ地下貯水池からの汚染水漏れについて「滞在中に担当者とよく討議して助言したい」と述べている。 調査団はIAEAのメンバーのほか、各国の専門家が参加しているという。 調査団は日本政府が要請したという。 これはもはや福島原発事故処理を日本一人では対処しきれないということではないのか。 日本の核管理のあらゆる情報はもはや日本の手を離れ、国際的にシェアされているということではないか。 日本の核管理については丸裸にされて国際管理されているということだ。 核処理の不手際による被害はもはや一国に降りかかる危険性にとどまらない。 核の危険性を放置する国は国際的に許されないということである。 それは北朝鮮やイランだけの話ではないということである。 日本政府は福島原発事故の深刻性について認識があまりにも甘い。 それを追及しない日本のメディアの責任は大きく、そのメディアにつられて原発事故の脅威をいたずらに煽るなと考える国民は無責任だ。 原発事故の深刻性や核の危険性は、いくら強調しても強調し過ぎることはないのである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新しいコメントを追加