□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年7月30日第579号 ■ ============================================================== ロムニー候補と山本新山口県知事に共通するもの ============================================================== 驚いた。ロムニー米大統領選候補者がイスラエルのイラン攻撃を支持 すると発言したらしい。 きょう7月30日の産経新聞がカイロ発大内清記者の記事で報じていた。 すなわちエルサレムを訪問中のロムニー候補はネタニヤフ首相と会談 した際そう言ったと側近がほのめかしたという。 それが本心とは思えない。 なぜならば世界はそれを認めないからだ。 ロムニーの米国はイラクを攻撃したブッシュの米国よりも危険な米国に なるからだ。 イスラエルのほかは誰もそれを望んでいない。 そう思ってその記事を読み進んでいくと、この発言はオバマ大統領との 差別化を図ってイスラエルロビーの票を得ようとする選挙目当ての発言だ ということらしい。 この記事を読んで思い浮かぶのがきょうの各紙が一斉に報じている山口 県知事選挙の結果である。 自公推薦の山本繁太郎元建設官僚が脱原発派の飯田哲也氏を破って勝利 した。 それを報じる各紙を読んで驚いた。 山本氏は原発凍結、オスプレイ拒否を訴えたという。 これでは選挙にならない。争点がなくなるからだ。 原発反対、オスプレイ拒否を訴えて立候補した飯田哲也候補との違いが なくなる。 こんなふざけた選挙が行われていたのだ。 オバマ大統領との差別化で大統領選挙を有利に戦おうとするロムニー 候補と、その逆に無差別化で山口知事選を有利に戦おうとした山本候補。 それは正反対の戦いであるが、両者に共通するものがある。 選挙に勝つためにウソをつくことだ。 ロムニー候補も山口候補も信用ならない人物であるということだ。 ロムニー大統領はまだ選挙に勝つとは限らない。 だから米国は信用できない国とは断定できない。 しかし山本繁太郎氏はきょうかられっきとした山口県知事となる。 山口県は信用ならない県になるということだ。 山本繁太郎氏を選んだ25万人あまりの山口県民はそれでいいのだろうか。 ちなみに私は今度の選挙の有権者ではないが山口県下関市生まれである。 残念に思う。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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