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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「日米同盟は基軸」と明言した大阪維新の会の外交・防衛政策
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2012年7月7日第518号 ■   ==============================================================   「日米同盟は基軸」と明言した大阪維新の会の外交・防衛政策     ==============================================================  大阪維新の会が7月5日、「維新八策」の最終案を公表した。  これでは自民、民主と同じ親米保守という名の対米従属だ。  その一方で大阪維新の会にすり寄る「みんなの党」の渡辺喜美氏が 発売中のサピオ7月18日号で次のように橋下氏を称賛している記事を 見つけた。  「・・・石原都知事の真骨頂は、青嵐会時代からの右寄りの保守政治家。 一方、橋下さんは、君が代斉唱などはあるが、必ずしも右寄りの政治家 ではなく、非常に抑制の利いた思想・信条を持っているという印象だ・・ 維新政治塾の外交・安保の講師陣の顔ぶれである岡本行夫氏や北岡伸一 氏というタカ派ではない人たちを選んでいる・・・」  私がもっとも批判してきた対米従属の官僚OBや御用学者だ。それを 橋下氏や渡辺氏はありがたいと言っているのだ。  これでは自民党や民主党の日米同盟礼賛と同じだ。  実はまもなく発表されるであろう小沢新党の政策綱領も「日米同盟が 基軸」ということになるおそれがあると私は懸念している。  維新八策にちなんで8つの基本分野で政策綱領を作成中である小沢新党 の政策綱領は11日にも発表されるだろう。  その外交・安保政策の取りまとめの責任者は東祥三議員である。  彼は日米同盟重視論者でオスプレイ配備は日本の安全保障にとって有益 だと政策勉強会で主張していると聞く。  皆がなびくこの日米同盟重視を政界再編の中でどうとらえればいいのか。  私はかねてから小沢氏側近に伝えて来た。  日米関係の重要性を謳うことはいいが、日米同盟を政策綱領の中で謳 う事は避け、沖縄の声を米国に伝える対米自主外交を政策に明示すべきだと。  そうすることによって、国民無視の対米従属外交に対する対立軸を鮮明に すべきであると。  このような私の考えに対して、来る総選挙では民自公の大連立に対して 反消費税、脱原発、脱官僚支配、地方主権を掲げて橋下維新の会やみんな の党、あるいは河村たかしの「減税日本」と大同団結すべきだという考え がある。  安全保障や歴史問題はひとまず棚上げするということだ。  そうすれば橋下氏とも石原慎太郎氏とも、この際あわせて大同団結できる というわけだ。  そう思っていたら7月7日の毎日新聞「松田喬和(たかかず)の首相 番日誌」がこう書いていた。  「・・・国民新党を離れた亀井静香氏は力説する。『反原発、反消費税、 反オスプレイ配備を掲げる第三極が与党になることは可能』だ」、と。  先に言われてしまった。  私はかねてから小沢側近に伝えて来た、反消費税と反原発はいまや誰もが 言い出している。それに加えて反オスプレイ配備(沖縄のための自主対米 外交)を先に掲げたものが勝ちだ、と。  それをまさに亀井静香が言い出したということになる。  しかし亀井静香は自民、社会、両党にさきがけを加えた村山富市政権の 樹立の立役者の一人だ。  政策よりも政権をとるために大同団結したわけだ。  その結果が今日の混迷をもたらした。  小沢新党がそのような大同団結でいいのだろうか。  そう考えて行く時、私はやはりたとえ5人でもいいから、政策で心を 震わせて共鳴できる本物の政治家たちの政党を作りたいと思う。  いままではたしかにそれは空論であったかもしれない。  しかし今は違う。  歴史的転換期だ。  なによりもインターネットやツイッターという強い味方がある。  夢は捨て切れない。必ずその考えに共鳴する政治家を見つける事ができる と思っている。                              了            ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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