□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年6月26日第492号 ■ ============================================================== 日本国民を対米従属の呪縛から解放してくれるかもしれない一冊の本 ============================================================== 私のメルマガ読者にだけしか知り得ない、とっておきの情報を書いて みたい。 いまから一週間ほど前、私はある出版社から一冊の本の献本を受けた。 それはまだ非売品という印刷のある原稿本である。 出版社からの連絡では、この本の発売は7月30日となるという。 真っ先に読んでもらいたい人が私であるという。 もっとも的確な評論ができる人が私であるという。 そして、この本を宣伝するために発売直前に著者との対談を企画し、 それを、大手メディアは取り上げないだろうから、ネットメディアや 雑誌に掲載する、そのもっともふさわしい対談相手が私だという。 こういう説明とともに送られてきたその本の著者は孫崎享氏である。 私より3年先輩の元外務官僚だ。 2003年に外務省に解雇されて以来、私は同僚、先輩らとのすべて の関係を断って外務省と対峙する第二の人生を送ってきた。 そんな私がただ一人懇意にしている外務省OBが孫崎享氏である。 その彼が、私がなし得なかった事を見事にこの本でやり遂げてくれた。 なぜ日本はここまで対米従属なのか、なぜ外務官僚は対米従属外交に これほどまでの終始するのか。 これは私が講演などでいつも決まって聞かれる質問である。 実はその答えこそ、戦後一貫してこの国の指導者たちが直面し、その 答えに苦悩してきた事なのである。 日本の戦後史はその答え探しであり、日本の戦後の外交は対米従属と 対米自立の狭間で揺れ動いてきたのである。 その答えは一冊の本で答えるしかない。 そうであるなら、それを本で書いてみないか。 私はいくつかの出版社からそう持ちかけられて来た。 書きたいのは山々だ。 おそらくそれを書くことが出来ればもはやそれ以上の事を書く必要が なくなる。 そう思いながらも、私はついに今日まで書くことに至らなかった。 それを書くために取り組まなければならない膨大な資料と筆力、そして その内容が世間に与えるであろう衝撃にしり込みしたからだ。 それを孫崎氏が見事にやり遂げてくれた。 その能力と覚悟に脱帽するほかはない。 その本は、ひとことで要約すれば日本の戦後の外交を動かしてきたもの は対米追随と対米自立の二つの相克であり、対米追随派がことごとく 勝ち残り、対米自立派が見事に排斥、失脚させられてきたという現実で ある。 それは皇族から始まって政治家、官僚、有識者に至るまで、ことごとく そうである。 そして、より深刻なことは、同じ日本人でありながら、対米追従者たち が、みずからが勝ち残るために、仲間を、そして国民を裏切って対米追従 に走ったという醜さである。 このようなことは、ぼんやりとわかっていても書けない。 書けばあまりに衝撃的だ。 しかしいつかは誰かが書かなければいけない。 書いて後世の日本人に語りついで行かなければいけない。 この大事業を、孫崎氏は自らの体験と豊富な資料をもとに、実名入りで 書いたのである。 この本を読んでいくうちに私は思った。 この本は野田首相に対する痛烈な批判であり、小沢一郎に対する最大の 応援であると。 この本が7月30日に発売されることは極めてタイムリーである。 しかし同時にこの本とそれを書いた孫崎享氏に強い圧力がかかる事は 間違いない。 果たして出版にこぎつけられるかも疑わしい。 それは出版社も承知の上だ。 私はさっそく孫崎氏に電話し、祝福の言葉と同時に懸念を伝えた。 孫崎氏も覚悟はしていた。 弾圧を避ける最善の方法は大ベストセラーにするしかない、と。 排斥か大ベストセラーかの二つに一つしかない、と。 もちろん私は大ベストセラーになるようあらゆる協力を惜しまないと 激励した。 イラク戦争に反対して外務省を首になった私が10年ぶりに世間に蘇り、 孫崎氏の歴史を変える近著の大ベストセラーに一役買う事になるかもしれ ない。 了 ─────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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