□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年2月23日号外 ■ ========================================================= インターネット政党の実現をめざして(2) ======================================================== さっそく二つの行動を起こした。 最初に試みたのがフリージャーナリストの上杉隆氏との接触だ。 きょう23日朝やっと携帯電話で連絡がとれた。 結論から言えば彼はいま新しいメディア作りで忙殺されてみずか らインターネット政党づくりに関与する余裕はないが相談には乗る と言ってくれた。 とりあえずの彼が私にくれた助言は、やはり現職の政治家でその 気になる人物を見つけること、インターネットを使って選挙を行な うやり方は自民党参院議員の山本一太とか世耕とかが何年もかかって やっているがいまだ成功していないこと、しかしやり方によっては 大ブレイクする時代になったのでやってみる価値はあること、ただし インターネットを使った選挙活動はまだ完全に合法化されていない ので公職選挙法に詳しい者とよく相談して慎重に事を運ぶ必要がある ことなどであった。 私はたまたまその日の午後に小沢塾で世話になった若手議員と約束 があったので議員会館に彼をおとずれこの話をして、彼を含めてその ような政党を立ち上げる事にやる気を見せる政治家を見つけて欲しい と単刀直入に申し入れたところ、若い政治家の中には今の選挙のやり 方では政治家になった後、思うような政治ができないと限界を感じて いる者も多く、とくに今度の選挙は若い政治家たちはみな厳しい状況 にあり、死中に活を見つけたい者がいるはずだからなんとか探して みたい、天木さんの話を聞いたら自分も鳥肌が立つほどの興奮をおぼ えた、と話してくれた。 幸先良いスタートであったと思う。いずれ近いうちに小沢一郎その 人とインターネット政党について話したいと思っている。 そして皆さんに私がお願いする事について考えてみた。 もう少し話が具体化した時点で、おそらく皆さんにお願いすること になると思うが、それは、インターネット政党というものが出来るら しい、それは新しい政治を切り開くものだからそれを皆で応援して自分 たちの政党として利用しよう、活用しよう、という声をネット上で 拡散することではないかと考える。つまり選挙応援でいう勝手蓮の ようなもので、勝手にそれを宣伝する、そのうちにそういう者の存在 が勝手に広まっていくという効果を狙うという事ではないか、と思う。 いまの時点ではそれを言い出した者の名前、つまり私とかそれを立 ち上げようとする者の名前を出さないほうがいいが、具体化できそう な段階で記者会見を開いて発表するつもりだから、そのあとは応援団 にまわって貰うことになる。 そして皆においてはそのようなインターネット政党とはどうあるべき か、つまり自分だったらこういう政治家によるこういう活動をする政党 にしたいという勝手な構想をどんどんと書き込んでいくという事では ないかと思う。 その場合やはり政策綱領というか、目指すものが重要で、それは私 はやはり小沢一郎が繰り返して言っている民主党の原点に返る、つまり 政権を取った時の民主党のマニフェストを実行する、ということでは ないかと思っている。 そこで小沢一郎とつながるわけだが、私の考えは決して小沢を応援 するとか小沢復権のための別働隊とかではなく、小沢一郎を褒め殺して、 日本のために立ち上がれ、言っている事を必ず実行してくれ、もはや 後には引きさがれない、ましてや裏切ることは許されない、と迫る事を 考えている。 そして小沢がだめなら小沢を超えてインターネット政党がそのマニ フェストの実現を目指す。 どのような政党が政権をとろうとも、その政権に我々の政策を実現 させる圧力政党、あるいは監視政党の役目を果たす。それであれば たとえ一人の政党でも大きな役割を果たせるわけである。そしてそれを ネット上で応援する一人一人が代表であるその政治家を通じて実際の 政治に参加していく、それを実現する政党をつくる、これが私の考え である。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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