□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年12月11日第877号 ■ =========================================================== 予想通りTPP交渉の政府代表に外務省OBが内定した =========================================================== 昨日(12月10日)のメルマガ第876号でTPP交渉の政府 代表には外務省官僚OBがなるであろうと書いた。 外務官僚が自分たちで決める人事であり、また一つ税金の無駄遣い となる天下りポストが増えるだろうと書いた。 驚いた。その通りになった。 12月10日の日刊ゲンダイがスクープ記事を書いた。 すなわち田中真紀子と刺し違えて外務事務次官を辞めた野上義二氏 が政府代表に内定したと。 この前まで外務事務次官をやっていた薮中三十二氏にしようとしたら 次期駐米大使を望んだ薮中氏がこれを拒否したため野上氏になったと。 この日刊ゲンダイのスクープはまだ大手新聞のどこも報じていないが それは大手メディアの常識になっているに違いない。遠からずそれが 当たり前のように報じられるだろう 絵に書いたような外務官僚による外務官僚のための人事だ。 人事の私物化であり、これを許す玄葉外相、野田首相、藤村官房長官 の外務省丸投げの動かぬ証拠である。 このような人事は、本来は米国のように国会で公聴会を開き、その 適性を審査し、国民の了解を得て行われるべきである。 それがまったく行われない日本という国がいかに官僚天国であるかを 物語っている。 以下は私がこの二人をよく知っているから書きにくい面があるが重要 な視点だから書いておく。 野田義二氏は米国勤務の時ユダヤロビーに認められたから俺の出世は 約束されたと内部で吹聴していたと言われた人物である。 薮中氏はウィキリークスで、オバマ大統領が広島を訪問すれば日本の 反米感情を煽るから止めてくれ、と米国に進言した事をばらされた人物だ。 米国はもとより普通の国であれば、このような対米従属者を、従属する 国に、すなわちこの場合は米国であるが、自分の国を代表する特命全権 大使として派遣することは絶対にない。 国益相反であるからだ。 だから、普通の国では、ウィキリークスの情報公開は、薮中氏の駐米 大使人事に致命的影響を与えるはずだ。 しかし野田政権は彼を予定通り駐米大使にするだろう。 今の野田政権は首相から外相、官房長官に至るまで外務官僚の言いなり であるからだ。 世間では野田首相は財務省の言いなりだと喧伝されている。 それに劣らないぐらい野田首相は外務省の言いなりなのである。 そのことを日刊現代のスクープ記事は教えてくれているのである。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新しいコメントを追加