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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

驚いてはいけない。汚染水のつぎは汚染土だ
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年12月8日第869号 ■     ===========================================================     驚いてはいけない。汚染水のつぎは汚染土だ                                                                    ===========================================================   私は今年4月4日のブログで「緊急非難声明」と題して以下の メッセージを発出し、それをこのメルマガでも知らせた。  以下引用開始  夕方7時のNHKニュースを聞いて驚いた。  放射線物質に汚染された水を海に放出するというのだ。  それを菅政権が認めたのだ。  他に方法がなかった。そうしなければ更なる深刻な事態になる からだ、という。低レベルの汚染だから問題はない、という。  理由にならない。  あってはならない事だ。  唯一の被爆国である日本が世界の公海を放射線物質で汚染する。  こんな事があっていいのか。こんなことが許されていいのか。  我々は国をあげてこの決定を深刻に受け止めなければならない。  菅民主党政権は日本を代表してこの決定を世界に謝罪しなければ ならない。  とんでもない事になってしまった。                        引用終わり。  後日、この放出が米国の意向に従ったものであったことが明らか になるというおまけまでついた。  この緊急声明をいま読み返してみて、あらためてその後の8か月 あまりの民主党政権の原発事故対応の迷走を思い知らされる。  そしてついに政府・東電は再び放射能汚染水を海に捨てようと している。  いまさら緊急非難声明を発出する気にもならない。  しかし私がこのメルマガで書きとどめておきたいことは、次は 汚染土の海洋投棄であるということだ。  ほとんど注目されなかったが12月5日の朝日新聞が次のよう なスクープ記事を掲載していた。  すなわち除染のために削り取った土の保管・処分場所を確保する ことが難しいので、世論や国際社会の反発は必至であるが、それで も政府にそれを行えと一部の放射線研究者が提言することを考えて いるというのだ。  福島原発事故は間違いなくこの国の一大悲劇として後世の歴史に 刻みこまれるに違いない。  その時に政権を担当していた菅・野田民主党政権とそれを支える 国民は福島原発事故をあまりにも甘くみていないか。  その危機意識の希薄さが事故の被害をとりかえしのつかないほど 拡散してしまったのではないか。  残念なことではあるが歴史にそう断罪される事になるだろう。                             了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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