□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年12月3日第847号 ■ ============================================================= まるで米国を理解していない石原父子 ============================================================ きのう(12月2日)のメルマガ第845号で私は書いた。 日米同盟深化を叫んで訪米を繰り返す野田民主党政権の政治家たち の姿は、日米関係の現実が見えない対米従属のあらわれだと。 そう思っていたら今度は石原伸晃自民党幹事長が12月中旬に訪米 するという。きょう(12月3日)の朝日新聞が報じていた。 その理由があきれたものだ。将来の政権奪取をにらんで、民主、共和 両党議員、財界ら米国との人脈づくりだという。 政権に返り咲く見通しのない野党の政治家を米国が相手にするはずは ない。 いまごろになって米国の人脈作りなどといっている政治家石原の 不甲斐なさをあらためて思い知らされる。 しかし私が驚いたのは同じ日(12月3日)の毎日新聞が報じている 石原慎太郎東京都知事の次の言葉だ。 12月8日に太平洋戦争開戦から70年を迎える事に関連し、12月 2日の記者会見でこう語ったという。 「日本は(戦後)ずっとアメリカのめかけできた。国家や民族の 自主性まで収奪され、アメリカの情婦だ。いまでもそうだ」、と。 それは事実だ。特にいまの野田政権の下で繰り返される米国の要求と 野田政権の対応を見ているとこれまで以上にその感がする。 しかし表現が悪すぎる。 なによりも米国に対して言ってはならない無策な言葉だ。 米国には対米従属も、対米批判も逆効果だ。 対米従属はバカにされ、対米批判はいたずらに米国を硬化させ、反発 を招くだけである。 米国に対しては、反論できない正論をもって対応しなければならない。 しかも米国のメンツを潰さない巧みな戦略を用いて。 それがわからない石原親子は政治家失格だ。 日本にとって無益であり、むしろ有害である。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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