□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年6月18日発行 第427号 ■ =============================================================== 「再生可能エネルギー全量買取制度」法案に抜け道をつくってはいけない =============================================================== 菅首相が自分の顔(首)と引き換えに通せと言ったエネルギー法案とは、 自然エネルギーで発電した電力を電力会社に今より高い固定価格で買い取 らせる制度を導入することであるという。 それによって自然エネルギー開発を加速させることであるという。 私はそれに賛成だ。 なぜならば私の目指す那須野ケ原「もう一つの日本」づくりの主要な構想 の一つが、地域で自然エネルギー発電を推進し、一部を住民の生活電力に供 するとともに余剰電力を電力会社に買い取らせ、その分だけ住民の電力代金 を減じて住民の経済負担を少なくするという考えであるからだ。 当然ながら電力会社の負担は増えるから業界やその利益を代弁する政治家 は反対する。 そこで出てきたのがコスト上昇分を電力料金に転嫁する考えである。 6月18日の日経新聞が書いていた。 買取制度の早急な導入は電気価格の上昇をもたらす懸念がある、と。 菅首相がやるべきことは単に法案を通すことではない。 抜け道のない正しい自然エネルギー推進法案をつくらなければならないのだ。 大企業の儲けの一部を国民に移転させなければならない。 ましてや東電の利益の一部を孫正義に移転させるようなことになっては いけない。 果たして菅首相はそのような覚悟があるのか。 了

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