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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「天木直人メルマガ」第323号 郵政民営化の誤りはもはや明らかだ
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■□■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■   天木直人のメールマガジン 2009年8月24日発行 第323号 □■  ──────────────────────────────── ■     郵政民営化の誤りはもはや明らかだ     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    言うまでもなく郵政民営化とは、郵便事業の民営化と、郵便貯金・簡易保険という金融業の民営化の 二つに大別される。  だから郵政民営化の是非を議論する時は、この二つのまったく異なる民営化を峻別して論じなければ話が かみ合わない。議論が進まない。  米国金融資本の手先となった竹中、西川、宮内などが、二百数十兆円もの国民の預金、保険金を米国金融資本に 売り渡した。  巷間言われているそのような批判が真実であれば、歴史に例を見ない売国的な仕業である。  今ではこのような批判が当然のようにあらゆるところで語られているのに、その反論を聞いた事はない。  しかも郵貯・簡保の民営化に際しては、その過程で疑惑まで指摘され、それが原因で担当閣僚が更迭され、西川 日本郵便社長が公党から特別背任疑惑で告発され、東京地検がそれを受理までしている。  疑惑だらけだ。  しかし、ここで私が指摘したいのは、その事ではない。郵便事業の民営化に的を絞った議論だ。  小泉元首相の関心は、もっぱら郵便事業だった。しかしなぜ郵便事業の民営化が必要か、なぜそれが 国民にとってためになるのか、その合理的理由は小泉元首相の口から一切聞かされた事はない。  その一方で我々がメディアで教えられるのは、郵政官僚や特定郵便局長への私怨であるとか、郵政利権を田中派 族議員から奪うことだ、などといった、あまりにも個人的な理由から、郵政民営化を叫び、そして強引に民営化 してしまった、という事ばかりである。  その結果、日本の社会に何が起きたか。  8月23日の朝日ネットが報じる全国郵便局長会のアンケートによると、郵政民営化前より客数が減ったと感じる 郵便局長が8割にも達したという。  民営、分社化で郵便局員の業務が複雑になり、待ち時間が長くなったことなどが敬遠されたのだ。  それよりも何よりも、日本の風景が変わった。  同じ朝日新聞の8月22日の紙面で、「郵便局と町民 距離広がった」という見出しで次のようなルポが 掲載されていた。  ・・・21日の昼下がり。ひとり暮らしの市川博之さん(83)宅に、郵便局の配達人が新聞を届けにきた。 日曜を除いて毎日やってくる。  「今朝の雨はすごかったね」。ひと声かけて山を下りていった。ほかに誰も訪ねてこない日が多い。選挙カーの 叫びも、ここには届かない。  町でただひとつの藤琴郵便局(秋田県藤里町)は、民営化に先立つ07年春に集配が禁止され、職員は17人から 3人に減った。かつては顔見知りの「配達さん」が弁当を広げて世間話をしたり、通帳を預けて年金を下して来て くれたりしていたが、民営化でそんなこともなくなった。  「いまの配達さんは隣の郵便局から来っから、えらく忙しそうなんだ」  「昔は何でも聞いてくれたのに、いちいち証明書を出せと言われる」 といった住民の苦情が増えた。  ・・・職員は仕事に追われ、地域社会と接することがあまりなくなった・・・  かつての日本ののどかな光景が見事に消えてしまった。  この一つだけでも、郵政改革の誤りはもはや明らかである。                         ─────────    天木直人のメールマガジン 2009年8月24日発行 323号   天木直人メルマガ懇親会のお知らせ  以下のとおり懇親会を再開しますのでご案内申し上げます。  参加費は無料。ただし会場借料を参加者の人数に応じて分担させていただきます。概ね100円から 500円見当です。  当日は受付も何もしません。無断欠席、途中参加、退席自由です。  おおよその出席者数を承知しておきたいので、参加予定の方はメールで天木まで一報いただければ幸いです。  なお会議場を手配いただいた読者の皆様におかれましては、以下の情報に訂正、追加事項がありましたら 天木までメールでご教示いただければ幸甚です。  またこれら懇親会のほかに、私が失念している懇親会予定がありましたら、関係する読者におかれましては ご指摘いただければ幸甚です。                      記 9月05日(土)   鶴岡(山形県)懇親会            場所 鶴岡市出羽庄内国際村(2階和習室)            時間 13:30-16:30 9月13日(日)   徳島(徳島県)懇親会            場所 徳島氏ふれあい健康館第2会議室                 徳島市沖浜東2-16                 電話 088-657-0190                 徳島駅前市営バス3番乗り場                 「ふれあい健康館行き」終点下車            時間 13:00-17:00 9月20日(日)   名古屋(愛知県)懇親会             場所 愛知県勤労会館鶴舞プラザ                名古屋市鶴舞(JR中央線、地下鉄鶴舞線鶴舞駅下車             徒歩7分)鶴舞駅下車徒歩6-7分)             時間 13:00-17:00 10月03日(土)  豊橋(愛知県)懇親会             場所 豊橋市民文化会館 第三会議室             〒440-0862豊橋市向山大池20-1              TEL:0532(61)5111              FAX:0532(64)1356            ●豊鉄バス(豊橋駅前4番乗り場)             岩田団地線・西口線・飯村岩崎線・金田住宅線台町             バス停下車徒歩3分            ●駐車場158台             時間 13:30-16:00 10月10日(土)  静岡(静岡県)懇親会             場所 静岡市民文化会館(第一会議室)                「静岡市民文化会館」               住所:静岡市葵区駿府町2-90               電話:054(251)3751             静岡駅北口 20番バス停留所から             すべて静岡市民文化会館へ行きます             時間 13:00-16:30     動画販売のお知らせ     副島隆彦氏との対談録画が販売開始されましたので以下の通りご案内します。      ◎徹底討論「2009年夏の総選挙」我が国ニッポンの変わり方       http://www.mag2market.com/file/2415      ◎徹底討論「アメリカ覇権崩壊後」の新しい世界       http://www.mag2market.com/file/2416      ◎プロフィールページ      http://www.mag2market.com/profile/914/      ◎無料サンプル      http://www.dailymotion.com/Mag2debate

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