■□■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ 天木直人のメールマガジン 2009年7月30日発行 第282号 □■ ──────────────────────────────── ■ 田母神氏をここまで増長させた我々の責任 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 田母神元航空幕僚長が8月6日の広島平和式典の日にあわせて、同じ広島で、しかも原爆ドームの近くで、 平和式典を真っ向から否定する講演を行うという。 このニュースを一部のメディアが報じたのは7月はじめだった。それを知った私は7月2日のメルマガとブログで 怒りを込めて訴えた。 まだ一ヶ月ある。日本政府と国民は、立場を超えて、この思い上がりを止めさせなければいけない。そうでなければ 日本は世界に恥をかくことになる、と。 ところが、この問題についてはメディアが一切取り上げない。世論が盛り上がらない。 そう思っていたら、7月28日の産経新聞が、田母神氏と主催者である日本会議広島なる団体が、中国新聞に 意見広告を出して講演の決行を宣言した、と報じた。 そんな折も折、共同通信社から、田母神氏の広島講演について論評してもらいたいという依頼が私のもとに寄せられた。 31日の全国紙、地方紙に掲載されるように30日中に配信したいという。 他にどのような人の意見があわせ配信されるのかわからない。 田母神氏の講演を支持する人の意見と対比して私の意見が配信されるのかもしれない。 あるいはひょっとしてこの問題について誰も激しく批判しないので、私にその批判役を担わせようとする のかもしれない。 しかし、その意図はどうであれ、書きたいと思った。書かなければならないと思った。 私は快諾し、すぐに原稿を書いて送った。 長年自衛隊に奉職し、元航空幕僚長まで勤めた人が、いくら名前を売りたいと言っても、あるいは退職後の生活 稼ぎだと言っても、あそこまで大衆受けを狙う言動を繰り返して自らを貶めてはいけない、と。 国を愛する真正の右翼であれば、昭和天皇が望んだ戦後日本の体制をここまで否定して国益を損ねる田母神氏の 言動を許してはいけない、と。 そして、いまこそ日本政府と国民は、主義主張を超えて、この田母神氏の広島講演を延期させなければならない、と。 止めろと言うのではない。その前後に日をずらすだけでいいのだ。その要請さえ受け入れないようでは、「言論の自由」 に名を借りた、悪意に満ちた嫌がらせでしかないことは明らかだ、と。 この私の論評は共同通信によって30日に確実に配信される。それを31日の全国の新聞がどこまで取り上げるか、 けだし見ものであると思っている。 ───── 天木直人のメールマガジン 2009年7月30日発行 282号 お知らせ 1.メルマガの運営・管理・配信に関するご意見、ご要望が御座いましたら、 以下の連絡先へ直接に連絡願います 2.副島隆彦氏と、日本の政局、覇権国家米国の命運 などにつき対談を行いました。 近くまぐまぐ社から発売されます。

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