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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「天木直人メルマガ」 第236号 究極の民主党つぶし、それは橋下、東国原の新党結成だ
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■□■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■  天木直人のメールマガジン 2009年6月27日発行 第236号 □■  ──────────────────────────────── ■    究極の民主党つぶし、それは橋下、東国原の新党結成だ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    政局がぐちゃぐちゃになってきた。恐ろしいまでの混乱だ。権力闘争の末期 とはこういうことなのだ。  もはや誰も明日の政治状況を言い当てることは出来ないだろう。政治家も 政治評論家も正直のところわからないのだ。  だから誰が何を言っても許される。それが今の政情だ。そう前置きをして私 なりの予想を書いてみる。  なんと言っても永久政権政党であった自民党がこのまま黙って下野することに なるのかということだ。  自民党はそう簡単には終わらない。政権に固執する執念を見せつけるだろう。  私が自民党の参謀であれば、生き残りのために橋下、東国原新党の結成に動く。 新党の党首を総理にすると取引してまでも、新党と連立政権をつくる動きをする。  これこそが、断末魔の自民党が政権政党に踏みとどまる事ができる唯一の方策 だ。民主党に政権を渡さない、究極の民主党つぶしだ。  もしこのまま、自民党か民主党か、という単純な政権交代選挙に進めば、 自民党の勝利はおぼつかない。政権交代は確実に起きる。  しかし自民党は発想を大転換すればいいのだ。民主党に議席数で負けてもいい。 民主党に過半数を取らせなければいいと考えればいいのだ。民主、社民、国民 新党の連立政権をつくらせなければいいのだ。  そのためには、自民党でもない、民主党でもない、第三の保守新党が出来て、 その新党と保守連立を組めばいいのだ。  自民党は橋下、東国原を自民党に取り込んで劣勢挽回を図ろうとするかも しれない。  自民党内の麻生おろしや、自民党内の小泉構造改革一派の生き残りや、自民党 を飛び出してはやばやと新党宣言をした渡辺善美らは、皆、橋下、東国原新党に 便乗する動きを見せるだろう。  それらに橋下、東国原がどう対応するかは不明だ。その動きによって政局は さらなる展開を見せるかもしれない。  しかし自民党が民主党の政権阻止を最優先するのなら、無理に橋下、東国原を 取り込もうと固執する必要はない。彼らに新党をつくらせてそれと連立を組めば いいのだ。  橋下も東国原も自民党に埋没したり、他の動きに利用されないほうがいい。 そんなことをすれば国民的人気を自ら手放すことになる。新党をつくったほうが 国民にアピールできる。何よりもメディアを独占できる。  自民党でもない、民主党でもない、第三の政党といえば、本来は、それは護憲・ リベラル政党であるべきだ。  しかし残念ながら、そして情けないことだが、護憲政党はまとまらない。 まとまれない。国民の心をつかめない。  民主党による政権交代を望むものたちの多くは、橋下、東国原は隠れ自民党だ、 自民党の打った芝居だ、などという。あるいは小泉劇場の再来だという。  しかし、それは違う。彼らは本当の意味で自民党でも民主党でもないのだ。 もちろん左翼イデオロギーの味方ではない。そして橋下、東国原と小泉政治は 似て非なるものだ。小泉と彼らはなじまない。  橋下と東国原は日本の政治にうんざりしている保守的な一般大衆の政党なのだ。 成り行きによって躍り出た筋書きのない動きと見たほうがよい。だから面白いのだ。 誰もその結末を予想できないのだ。  負けが決まっている小泉チルドレンやその他の泡沫自民党議員たちは新党に 雪崩を打てばいい。  一人で勝てる自信のある自民党議員は、腐っても鯛といって自民党を守り、 新党と連立を組めばいいのだ。そうしてあくまでも政権政党を目指せばいい。  一番打撃を受けるのは政権交代を目前にした民主党だ。勢いが一気にそがれる ことになる。  だからといって自民党のように新党に吸収されたり、連立を組んだり、という わけには行かない。  なにしろ「民主党による政権交代」を唯一の目標に掲げて今日まで突っ走って きたからだ。  最後の最後で、最大の誤算が起きたということだ。橋下、東国原新党結成こそ、 究極の民主党つぶしであると言う理由がそこにある。  日本共産党と公明党は特殊政党だ。日本の政治の中心にはなれないかわりに どのような政局になっても生き残る。  しかしその他の少数政党は、橋下、東国原新党の前に雲散霧消することになる。  いわゆる保守大連立に向かって日本の政治は進むと言う事だ。これが私の予想だ。  果たして橋下と東国原は結束するか。結束して新党を結成するか。すべては そこにかかっている。         ────────────────  天木直人のメールマガジン 2009年6月27日発行 236号

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