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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「天木直人メルマガ」 第137号 「テロとの戦い」に傾斜する米国の安全保障政策と日本の的外れ
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■□■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□■  【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■  天木直人のメールマガジン 2009年4月8日発行 第137号 □■   ────────────────────────────────── ■     「テロとの戦い」に傾斜する米国の安全保障政策と日本の的外れ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  対北朝鮮制裁強化をめぐる安保理決議の交渉が、今の日本外交のすべてで あるかの如くだ。  北朝鮮に厳しい態度をとる日・米と、融和的な中・ロの対立をどう妥協させ られるかが日本外交の試金石であるかの如くだ。  トンでもないピント外れだ。そんな事に奔走しているから日本外交は誤りを 繰り返す事になる。  北朝鮮の脅威を最大の問題とする日本と、北朝鮮の核がテロに渡らない事が 最大の関心事である米国。両者の安全保障政策は根本的に異なる。  報じられる安保理決議案の内容がそれを見事に示している。  たとえば禁輸品目の追加案を見るがいい。船舶の貨物検査義務強化案を見るが いい。海外資産凍結の対象企業、団体の拡大案を見るがいい。  いずれも北朝鮮とテロ組織、テロ支援国家との核移転協力を防ぐためのもの である。米国の案だ。北朝鮮に圧力をかけようとする日本の制裁案とは まるで違う。  おりしも4月6日、ゲーツ米国防長官は主要な兵器調達の見直しを発表した。  その中には日本が米国に懇願していた最新鋭ステルス戦闘機F22ラプターの 生産中止が含まれていた。  4月8日の各紙は、この事によって、わが国の次期戦闘機導入計画は振り出しに 戻った、日本の防衛産業にも波紋が広がる、などと騒いでいる。  その騒ぎに惑わされて重要な事が見落とされている。それは米国がもはや装備の 面でも、はっきりと「テロとの戦い」にシフトしたということだ。  4月8日の産経新聞はゲーツ国防長官が2010会計年度の国防予算編成に向け、 兵器調達の根本的見直しを行なわなければならないと述べた事を報じている。  ゲーツ国防長官は、もはや米国の装備は費用対効果が高くなければならないと 言っている。F22のような未来型の戦闘機はイラクやアフガンという現場で 一日も使ったことはなかったと言っている。潜在的な脅威への備えよりも、 現在直面するテロやならず者国家への即応を念頭においた無人偵察機と ヘリコプターの増強こそ重要だ、だからその増強を図ると言っている。  日本政府や外務、防衛官僚は両目を開きこの現実を直視せよ。耳をよく掃除 してこのゲーツ国防長官の言葉に傾聴せよ。  「北朝鮮がほかの国に技術を渡すのを防ぎきれるだろうか」。これがライス 米国連大使が北朝鮮がミサイル実験発射後に発した言葉である(4月8日読売)。  ──────────────────  天木直人のメールマガジン 2009年4月8日発行 第137号  発行者:天木直人  著者ブログ: http://www.amakiblog.com/  読者の皆様からのメールをお待ちしております。このメールマガジンに返信して いただければ、著者まで届きます。  読者へのお知らせ           「天木直人メルマガ懇親会」情報  5月16日(土)の第一回懇親会を皮切りに、全国でメルマガ読者との懇親会 を以下のとおり順次開催することにしました。  読者の皆様におかれては最寄りの懇親会に参加ください。入場無料(ただし 会議場の経費がかかるときは出席者で分担、概ね500百円以下)です。  この懇親会はメルマガ購読料を旅費代などに当てて、全国の読者との私との 直接対話を重ね、いわばメルマガを可視化するのが目的です。  集会はあくまでも私と思いを同じくする読者との一対一の対話の場です。 その対話を通じて共通の新しいプロジェクトが生まれて来る事を期待します。 未来志向の夢のある集会にしたいと思っています。  会場の都合もあり参加者のおおよその人数を把握しておく必要がありますので、 参加希望者は私宛にメールで申し込んでください。希望集会地区名と参加者の 名前、人数だけで結構です。  申し込んだ後に不都合で欠席されてももちろん結構です。欠席しても連絡は 不要です。満席になる見通しになれば締め切らせていただきます。  開催希望の方はメールで私宛に連絡ください。体力と購読収入の続く限り 無料で応じます。  希望者にお願いすることは私とメールで日時を設定の上、場所の予約をする、 それだけです。  この集会は私が一人で取り仕切って行なうものです。事務局も組織も何も ありません。必要ありません。すべてはこのメールで行ないます。  小田実の言葉に、デモ行進では前の人も横の人も、名乗ることもせず、 名前も聞かず、ただ一つの目的に向かって歩き続けるだけでいい、という のがあります。  この懇親会もその精神で開きます。参加者は時間と旅費だけ負担して ください。服装は他の出席者に迷惑がかからない事が唯一の条件です。                                                記  京都開催(確定)   日時 5月16日(土) 午後1時─5時  場所 キャンパスプラザ京都(JR京都駅烏丸口から西徒歩5分)2階 (収容80名)  集会名  天木直人メルマガ懇親会(以下同じ)  参加要領 メルマガの購読者を優先し、その他一般開放(以下同じ)  参加費  無料 ただし会場代がかかる時は参加者で分担(以下同じ)  東京開催(確定)    日時 5月31(日) 午後1時─5時  場所 高井戸地域区民センター(収容70名) 京王井の頭線高井戸駅徒歩3分 荻窪駅南口から関東バスで 4番芦花公園駅前入口行、給田行 高井戸駅 下車 徒歩2分    盛岡開催(確定) 日時 7月25日(土) 午後1時─5時  場所 いわて国保会館  せせらぎ(収容40名) 盛岡駅から徒歩5分      福岡開催(準備中)  山梨開催(準備中)  沖縄開催(準備中)  徳島開催(準備中)  富山開催(準備中)                ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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