… … …(記事全文3,802文字)トランプ大統領が、戦争をやめるべきという圧力をゼレンスキー大統領にかけている。この背景には色々な政治的理由があり、この政治的理由に関しては10月20日のニコ生で解説した通りだ。
しかし、それ以外にも、ウクライナが、残念ながら戦争をやめるべき時にあるという決定的な理由が存在する。
それは、現在、ウクライナは国家存続の危機に直面しているからだ。
今回は、この件に関して論じたい。ロシアによる全面侵攻が開始されて以降、ウクライナが被った最大の打撃は、国土の破壊やインフラの損壊にとどまらないのだ。
国家の根幹を揺るがしているのは、実は「人口の急激な流出と喪失」という不可逆的な破壊である。
侵攻前のウクライナの人口は約4,100万人(クリミアを除く)であったが、戦死者や負傷者、そして未曾有の国外避難によって、すでに人口の約25%にあたる1,000万人以上が失われたとされる。この数字は、ウクライナという国家の存続そのものが物理的に不可能になりつつあることを物語っている。
下記以降に詳しい解説と、ゼレンスキーの思惑についても記載した。
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