… … …(記事全文5,715文字)日本にいると、アメリカが社会主義化している事に、なかなか気づかない。
日本の共産党や立憲民主党、社民党ですら、社会主義と言う言葉は使わずに隠しているにもかかわらず、アメリカでは、社会主義や社会民主主義という言葉を平然と主張し、肯定するようさえなってきた。
だからある意味、日本よりも赤いグループが出現していると言っても過言ではない。
そして、DSAという組織まで登場し、その勢力を拡大している。
DSAとは、「Democratic Socialists of America」の略で、日本語訳すれば「アメリカ民主社会主義者」だ。
社会主義と社会民主主義の違いは何か?
社会主義は資本主義そのものを廃止し、生産手段の国有化や労働者主導の社会を目指す思想だ。一方、社会民主主義は資本主義や民主主義の枠組みを維持したまま、福祉や増税によって格差是正を目指す立場ということになっている。しかし、公共の乗り物の無償化を訴えたり、無料のスーパーを訴えたりと社会主義に非常に近い思想を持っている。
実際、DSA(アメリカ民主社会主義者)のトップ陣やNY新市長マムダニ氏らは、インタビューなどで明確にこう語っている。
「私たちは資本主義を人間的にするのではなく、資本主義を終わらせ、社会主義的な民主主義を構築する」
資本主義のない社会に、民主主義なんてあるはずもない。
なぜなら資本主義は自由競争があってこそ成立する社会であり、自由競争が行われるようにするためには、民主的に選ばれた政治家が、その自由を守ることで成立するからだ。
だから、官僚に自由競争を守ることはできない。
なぜなら、選挙で選ばれるからこそ、誤った政策があれば訂正されるのであって、選挙で選ばれない官僚は、だれも責任を取らないし、国民の声を聴く必要もない。
よって、資本主義は民主主義国家でこそ可能であるし、民主主義国家であるならば自然と自由主義国家になる。
にも関わらず、DSAは、資本主義を否定した民主主義を目指すという。
恐ろしい思想というより、誤った思想である。まずは、そんなDSAが、どのような組織であるかについて解説したい。
まず、DSAは、米国民主党ではない。
まったく別の独立した政治団体だ。
しかし、「民主党の仕組み」を最大限に利用して活動している組織なのだ。
この点を踏まえ、分かりやすく3つのポイントで整理してみた。
下記にて、DSAの真実と、DSAが、民主党全体を動かすほどの影響力を持つようになったのか、その仕組みを見ていきたい。
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